Method called on error
Method called on error* {( scope )} : Text
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| scope | Integer | → | エラーメソッドのスコープ | 
| 戻り値 | Text | ← | エラー時に呼び出されるメソッド名 | 
説明
Method called on error* コマンドはカレントプロセス、またはscope 引数で指定したスコープにおいてON ERR CALL コマンドでインストールされたメソッドの名前を返します。引数には、エラー処理メソッドの名前を取得したい実行コンテキストを渡します。以下の定数のいずれか1つを使用することができます:
| 定数 | 値 | コメント | 
|---|---|---|
| ek errors from components | 2 | コンポーネントで発生したエラー | 
| ek global | 1 | プロジェクトのグローバル実行コンテキストで発生したエラー | 
| ek local | 0 | ローカル実行コンテキストで発生したエラー(scope 引数が省略されていた場合のデフォルト) | 
scope 引数で指定したスコープにおいてエラー処理メソッドが何もインストールされていなかった場合、空の文字列("") が返されます。
例題
このコマンドはコンポーネントでとくに有用です。エラー処理メソッドを一時的に変更し、後で復元することができます:
 $methCurrent:=Method called on error
 ON ERR CALL("NewMethod")
  // ドキュメントを開くことができなければエラーが生成される
 $ref:=Open document("MyDocument")
  // 前のエラー処理メソッドに戻す
 ON ERR CALL($methCurrent)
参照
Error Handler
ON ERR CALL
プロパティ
| コマンド番号 | 704 | 
| スレッドセーフである | ✓ |