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バージョン: 20 R6

ログ解析ページ

ログ解析ページを使用して、カレントログファイルに記録された内容を見ることができます。 この機能はアプリケーション利用状況の解析、エラーや不具合の原因となった処理を探すなどの場合に役立ちます。 クライアント/サーバーモードの場合、各クライアントマシンごとの操作を検証することもできます。

データベースのデータに対しておこなわれた操作をロールバックさせることもできます。 詳細は ロールバック ページを参照してください。

ログファイルに記録された操作は行として表示されます。 各操作の様々な情報が列に表示されます。 ヘッダーをドラッグすることによって列の並び順を変えることもできます。

この情報を使用して各操作のソースとコンテキストを識別できます:

  • 操作: ログファイル中での一連の操作番号

  • アクション: データに対しておこなわれた操作のタイプ。 この列には以下の操作のいずれかが記録されます:

    • データファイルを開く: データファイルを開いた
    • データファイルを閉じる: 開いたデータファイルを閉じた
    • コンテキストの作成する: 実行コンテキストを指定するプロセスを作成した
    • コンテキストを閉じる: プロセスを閉じた
    • 追加: レコードを作成、格納した
    • BLOB を追加: BLOBフィールドに BLOB を格納した
    • 削除: レコードを削除した
    • 更新: レコードを更新した
    • トランザクションの開始: トランザクションを開始した
    • トランザクションの受け入れ: トランザクションを受け入れた
    • トランザクションのキャンセル: トランザクションをキャンセルした
    • コンテキストの更新: 追加データを変更した (例: CHANGE CURRENT USER あるいは SET USER ALIAS の呼び出し)
  • テーブル: 追加/削除/更新されたレコードまたは BLOB の所属テーブル

  • プライマリーキー/BLOB: 各レコードのプライマリーキーのコンテンツ (プライマリーキーが複数のフィールドから構成されているときには、値はセミコロンで区切られています)、またはオペレーションに関連した BLOB のシーケンス番号

  • プロセス: 処理が実行された内部プロセス番号。 この内部番号は処理のコンテキストに対応します。

  • サイズ: 操作により処理されたデータのサイズ (バイト単位)

  • 日付と時刻: 処理が実行された日付と時刻

  • システムユーザー: 操作を実行したユーザーのシステム名。 クライアント/サーバーモードでは、クライアントマシン名が表示されます。シングルユーザーモードでは、ユーザーのセッション名が表示されます。

  • 4Dユーザー: 操作を実行したユーザーの 4Dユーザー名。 ユーザーに対してエイリアスが設定されていた場合、4Dユーザー名の代わりのそのエイリアスが表示されます。

  • : レコードの追加や更新の場合、フィールドの値。 値はセミコロン “;” で区切られます。 文字形式に表現できる値のみを表示します。
    : データベースが暗号化されており、開かれたログファイルに対応する有効なデータキーが提供されていない場合、暗号化された値はこのカラムには表示されません。

  • レコード: レコード番号

選択したアプリケーションのカレントログファイル (デフォルトで "データファイル名.journal" というファイル名) の内容を更新するには 解析 をクリックします。 ブラウズボタンをクリックすると、アプリケーションの他のログファイルを選択できます。 書き出し... ボタンを使用してファイルの内容をテキストとして書き出せます。