Folder
Folder オブジェクトは Folder コマンドによって作成されます。 これらのオブジェクトには、(実在しているか否かに関わらず) フォルダーへの参照が格納されます。 たとえば、新規フォルダーを作成するために Folder コマンドを実行した場合、有効な Folder オブジェクトが作成されますが、folder.create() 関数を呼び出すまで、ディスク上にはなにも保存されていません。
例題
"JohnSmith" フォルダーを作成します:
Form.curfolder:=Folder(fk database folder)
Form.curfolder:=Folder("C:\\Users\\JohnSmith\\";fk platform path)
パス名
Folder オブジェクトは、filesystems や posix シンタックスを含む、いくつかのパス名をサポートしています。 使用できるパス名についての詳細は パス名 ページを参照ください。
Folder オブジェクト
.copyTo( destinationFolder : 4D.Folder { ; newName : Text } { ; overwrite : Integer } ) : 4D.Folder Folder オブジェクトを、destinationFolder 引数で指定したフォルダーへとコピーします |
.create() : Boolean .create() 関数は、 |
| .createAlias( destinationFolder : 4D.Folder ; aliasName : Text { ; aliasType : Integer } ) : 4D.File エイリアス (macOS) またはショートカット (Windows) を作成します |
| .creationDate : Date フォルダーの作成日を返します |
| .creationTime : Time フォルダーの作成時刻を返します |
| .delete( { option : Integer } ) フォルダーを削除します |
| .exists : Boolean ディスク上にフォルダーが存在する場合は true を返します |
| .extension : Text フォルダー名の拡張子を返します (あれば) |
.file( path : Text ) : 4D.File Folder オブジェクト内に File オブジェクトを作成し、その参照を返します |
.files( { options : Integer } ) : Collection フォルダーに格納されている File オブジェクトのコレクションを返します |
.folder( path : Text ) : 4D.Folder 親の Folder オブジェクト内に新しい Folder オブジェクトを作成し、その参照を返します |
.folders( { options : Integer } ) : Collection 親フォルダーに格納されている Folder オブジェクトのコレクションを返します |
| .fullName : Text 拡張子 (あれば) を含めたフォルダーの完全な名称を返します |
| .getIcon( { size : Integer } ) : Picture フォルダーのアイコンを返します |
| .hidden : Boolean フォルダーがシステムレベルで "非表示" に設定されていれば true を返します |
.isAlias : Boolean Folder オブジェクトに対しては常に false を返します |
| .isFile : Boolean フォルダーに対しては常に false を返します |
| .isFolder : Boolean フォルダーに対しては常に true を返します |
| .isPackage : Boolean フォルダーが macOS上のパッケージである (かつディスク上に存在している) 場合に true を返します |
| .modificationDate : Date フォルダーの最終変更日を返します |
| .modificationTime : Time フォルダーの最終変更時刻を返します |
| .name : Text 拡張子 (あれば) を含まないフォルダー名を返します |
| .original : 4D.Folder 対象フォルダーと同じフォルダーオブジェクトを返します |
| .parent : 4D.Folder 対象フォルダーの親フォルダーオブジェクトを返します |
| .path : Text フォルダーの POSIXパスを返します |
| .platformPath : Text カレントプラットフォームのシンタックスで表現されたフォルダーのパスを返します |
.moveTo( destinationFolder : 4D.Folder { ; newName : Text } ) : 4D.Folder Folder オブジェクト (ソースフォルダー) を destinationFolder が指定する移行先へと移動すると同時に、newName を指定した場合は名称も変更します |
.rename( newName : Text ) : 4D.Folder フォルダー名を newName に指定した名称に変更し、名称変更後の Folder オブジェクトを返します |
Folder
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 19 R8 | fk home folder をサポート |
| 17 R5 | 追加 |
Folder ( path : Text { ; pathType : Integer }{ ; * } ) : 4D.Folder
Folder ( folderConstant : Integer { ; * } ) : 4D.Folder
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| path | Text | -> | フォルダーパス |
| folderConstant | Integer | -> | 4Dフォルダー定数 |
| pathType | Integer | -> | fk posix path (デフォルト) または fk platform path |
| * | -> | ホストデータベースのフォルダーを返すには * を渡します | |
| 戻り値 | 4D.Folder | <- | New folder object |
説明
Folder コマンドは、 4D.Folder 型の新しいオブジェクトを作成して返します。 このコマンドは 2種類のシンタックスを受け入れます。
Folder ( path { ; pathType } { ; * } )
path には、フォルダーパス文字列を渡します。 カスタムの文字列または ファイルシステム (例: "/DATA/") を渡すことができます。
Folderコマンドでは絶対パス名のみがサポートされます。
デフォルトで、4D は POSIXシンタックスで表現されたパスを期待します。 プラットフォームパス名 (Windows または macOS) を使用する場合、pathType 引数を使用してそのことを宣言する必要があります。 以下の定数を使用することができます:
| 定数 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
| fk platform path | 1 | プラットフォーム特有のシンタックスで表現されたパス (プラットフォームパス名の場合には必須) |
| fk posix path | 0 | POSIXシンタックスで表現されたパス (デフォルト) |
Folder ( folderConstant { ; * } )
folderConstant には、以下の定数のどれか一つを指定して 4Dビルトインの、またはシステムフォルダーを渡します:
| 定数 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
| fk applications folder | 116 | |
| fk data folder | 9 | 関連づけられたファイルシステム: "/DATA" |
| fk database folder | 4 | 関連づけられたファイルシステム: "/PACKAGE" |
| fk desktop folder | 115 | |
| fk documents folder | 117 | ユーザーのドキュメントフォルダー |
| fk home folder | 118 | ユーザーのカレントホームフォルダー (通常は /Users/<username>/) |
| fk licenses folder | 1 | マシンの 4Dライセンスファイルを格納しているフォルダー |
| fk logs folder | 7 | 関連づけられたファイルシステム: "/LOGS" |
| fk mobileApps folder | 10 | |
| fk remote database folder | 3 | それぞれの 4Dリモートマシン上に作成された 4Dデータベースフォルダー |
| fk resources folder | 6 | 関連づけられたファイルシステム: "/RESOURCES" |
| fk system folder | 100 | |
| fk user preferences folder | 0 | ユーザー環境設定ファイルを保存している、ユーザーホームフォルダー内の 4Dフォルダー |
| fk web root folder | 8 | データベースのカレントの Webルートフォルダー: ただし "/PACKAGE/path" のパッケージ内にある場合。 |
コマンドがコンポーネントから呼び出されている場合、* 引数を渡してホストデータベースのパスを取得するようにします。 * 引数を省略すると、常に null オブジェクトが返されます。
Windows の場合、統合されたクライアントでは、
ShareLocalResourcesOnWindowsClientBuildApp キー を使用すると、ビルトインフォルダーの場所が変更されます。
4D.Folder.new()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 18 R6 | 追加 |
4D.Folder.new ( path : Text { ; pathType : Integer } ) : 4D.Folder
4D.Folder.new ( folderConstant : Integer ) : 4D.Folder
説明
4D.Folder.new() 関数は、 4D.Folder 型の新しいオブジェクトを作成して返します。 この関数の機能は、Folder コマンドと同一です。
4D.Folder.new()よりも、短いFolderコマンドの使用が推奨されます。
.copyTo()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.copyTo( destinationFolder : 4D.Folder { ; newName : Text } { ; overwrite : Integer } ) : 4D.Folder
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| destinationFolder | 4D.Folder | -> | コピー先フォルダ |
| newName | Text | -> | コピーの新しい名前 |
| overwrite | Integer | -> | 既存の要素を上書きするためには fk overwrite |
| 戻り値 | 4D.Folder | <- | Copied file or folder |
説明
.copyTo() 関数は、 Folder オブジェクトを、destinationFolder 引数で指定したフォルダーへとコピーします。
destinationFolder 引数が指定するフォルダーはディスク上に存在している必要があり、そうでない場合にはエラーが生成されます。
デフォルトで、フォルダーは元の名前を維持したままコピーされます。 コピーの際にフォルダー名を変更したい場合、新しい名前を newName に渡します。 新しい名前は命名規則に則っている必要があります (例: ":", "/", 等の文字を含んでいない、など)。 そうでない場合、エラーが返されます。
destinationFolder 引数が指定するフォルダー内に同じ名前のフォルダーが既に存在する場合、4D はデフォルトでエラーを生成します。 overwrite に fk overwrite 定数を渡すことで、既存のフォルダーを無視して上書きすることができます:
| 定数 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
fk overwrite | 4 | 既存要素があれば、それを上書きします |
戻り値
コピーされた Folder オブジェクト。
例題
ユーザーのドキュメントフォルダーにあるピクチャーフォルダーを、データベースフォルダー内にコピーします。
var $userImages; $copiedImages : 4D.Folder
$userImages:=Folder(fk documents folder).folder("Pictures")
$copiedImages:=$userImages.copyTo(Folder(fk database folder);fk overwrite)
.create()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.create() : Boolean
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| 戻り値 | Boolean | <- | True if the folder was created successfully, false otherwise |
説明
.create() 関数は、 .create() 関数は、。
必要であれば、 関数は platformPath あるいは path プロパティの詳細に基づいてフォルダー階層を作成します。 フォルダーがディスク上にすでに存在する場合、関数は何もせず、false を返します (エラーは返されません)。
戻り値
- フォルダーが正常に作成された場合には true
- すでに同じ名前のフォルダーが存在する、あるいはエラーが発生した場合には false
例題 1
データベースフォルダー内に空のフォルダーを作成します:
var $created : Boolean
$created:=Folder("/PACKAGE/SpecialPrefs").create()
例題 2
データベースフォルダー内に "/Archives2019/January/" フォルダーを作成します:
$newFolder:=Folder("/PACKAGE/Archives2019/January")
If($newFolder.create())
ALERT($newFolder.name+" フォルダーが作成されました。
")
Else
ALERT($newFolder.name+" フォルダーは作成できませんでした。
")
End if
.createAlias()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.createAlias( destinationFolder : 4D.Folder ; aliasName : Text { ; aliasType : Integer } ) : 4D.File
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| destinationFolder | 4D.Folder | -> | エイリアスまたはショートカットの作成先フォルダー |
| aliasName | Text | -> | エイリアスまたはショートカットの名称 |
| aliasType | Integer | -> | エイリアスリンクのタイプ |
| 戻り値 | 4D.File | <- | Alias or shortcut reference |
説明
.createAlias() 関数は、 エイリアス (macOS) またはショートカット (Windows) を作成します 。これらは、destinationFolder オブジェクトが指定するフォルダー内に、aliasName の名称で作成されます。
aliasName には、作成するエイリアスまたはショートカットの名前を渡します。
macOS 上では、この関数はデフォルトで標準エイリアスを作成します。 aliasType 引数を渡すことで、シンボリックリンクを作成することもできます。 以下の定数を使用することができます:
| 定数 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
fk alias link | 0 | エイリアスリンク (デフォルト) |
fk symbolic link | 1 | シンボリックリンク (macOSのみ) |
Windows 上では、常にショートカット (.lnk ファイル) が作成されます (aliasType 引数は無視されます)。
返されるオブジェクト
isAlias プロパティが true に設定された 4D.File オブジェクトを返します。
例題
データベースフォルダー内のアーカイブフォルダーへのエイリアスを作成します:
$myFolder:=Folder("C:\\Documents\\Archives\\2019\\January";fk platform path)
$aliasFile:=$myFolder.createAlias(Folder("/PACKAGE");"Jan2019")
.creationDate
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.creationDate : Date
説明
.creationDate プロパティは、 フォルダーの作成日を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.creationTime
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.creationTime : Time
説明
.creationTime プロパティは、 フォルダーの作成時刻を返します (00:00 からの経過秒数の形式)。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.delete()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.delete( { option : Integer } )
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| option | Integer | -> | フォルダー削除のオプション |
説明
.delete() 関数は、 フォルダーを削除します。
セキュリティ上の理由から、option 引数を渡さなかった場合はデフォルトで、.delete() は空のフォルダーしか削除しません。 空でないフォルダーを削除するには、以下の定数のいずれか一つを option 引数として渡す必要があります:
| 定数 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
Delete only if empty | 0 | フォルダーが空の場合のみ削除します |
Delete with contents | 1 | フォルダーを中身ごと削除します |
Delete only if empty が渡された、または option 引数を渡さなかった場合:
- フォルダーが空の場合にしか削除されません。 そうでない場合、コマンドは何もせず、エラー-47 が生成されます。
- フォルダーが存在しない場合、エラー-120 が生成されます。
Delete with contents を渡した場合:
- フォルダーと、その中身がすべて削除されます。 警告: フォルダーまたはその中身がロックされている、あるいは読み取り専用に設定されていたとしても、カレントユーザーが適切なアクセス権を持っていた場合には、フォルダーはその中身ごと削除されます。
- このフォルダー、またはその中に含まれるファイルのいずれかが削除できなかった場合、削除できない要素が検知された時点で削除は中止され、エラー(*) が返されます。 このとき、フォルダーは途中までしか削除されていない可能性があります。 削除が中止された場合、
GET LAST ERROR STACKコマンドを使用して原因となったファイルの名前とパスを取得することができます。 - フォルダーが存在しない場合、コマンドは何もせず、エラーは返されません。
(*) Windowsの場合: -54 (ロックされたファイルを書き込みのために開こうとした)
macOSの場合: -45 (ファイルはロックされていたか不正なパス名)
.exists
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.exists : Boolean
説明
.exists プロパティは、 ディスク上にフォルダーが存在する場合は true を返します(それ以外の場合は false)。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.extension
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.extension : Text
説明
.extension プロパティは、 フォルダー名の拡張子を返します (あれば)。 拡張子は必ず"." で始まります。 フォルダー名が拡張子を持たない場合には、このプロパティは空の文字列を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.file()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.file( path : Text ) : 4D.File
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| path | Text | -> | 相対 POSIX ファイルパス名 |
| 戻り値 | 4D.File | <- | File object (null if invalid path) |
説明
.file() 関数は、 Folder オブジェクト内に File オブジェクトを作成し、その参照を返します。
path には、返すべきファイルの相対的パスを POSIX 形式で渡します。 このパスは、親フォルダーを起点として評価されます。
戻り値
File オブジェクト (無効な POSIX path の場合には null)。
例題
var $myPDF : 4D.File
$myPDF:=Folder(fk documents folder).file("Pictures/info.pdf")
.files()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.files( { options : Integer } ) : Collection
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| options | Integer | -> | ファイルリスト用のオプション |
| 戻り値 | Collection | <- | Collection of children file objects |
説明
.files() 関数は、 フォルダーに格納されている File オブジェクトのコレクションを返します。
エイリアスまたはシンボリックリンクは解決されません。
By default, if you omit the options parameter, only the files at the first level of the folder are returned in the collection, including invisible files. options 引数に以下の定数を一つ以上渡すことで、このふるまいを変更することができます:
| 定数 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
fk recursive | 1 | コレクションには、指定フォルダーとそのサブフォルダーのファイルが含まれます |
fk ignore invisible | 8 | 非表示設定のファイルは表示されません |
戻り値
File オブジェクトのコレクション。
例題 1
データベースフォルダー内に非表示ファイルがないかどうかを調べます:
var $all; $noInvisible : Collection
$all:=Folder(fk database folder).files()
$noInvisible:=Folder(fk database folder).files(fk ignore invisible)
If($all.length#$noInvisible.length)
ALERT("データベースフォルダーには非表示のファイルが存在します。
")
End if
例題 2
ドキュメントフォルダー内にある、非表示でないファイルをすべて取得します:
var $recursive : Collection
$recursive:=Folder(fk documents folder).files(fk recursive+fk ignore invisible)
.folder()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.folder( path : Text ) : 4D.Folder
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| path | Text | -> | 相対 POSIX ファイルパス名 |
| 戻り値 | 4D.Folder | <- | Created folder object (null if invalid path) |
説明
.folder() 関数は、 親の Folder オブジェクト内に新しい Folder オブジェクトを作成し、その参照を返します。
path には、返すべきフォルダーの相対的パスを POSIX 形式で渡します。 このパスは、親フォルダーを起点として評価されます。
戻り値
Folder オブジェクト (無効な POSIX path の場合には null)。
例題
var $mypicts : 4D.Folder
$mypicts:=Folder(fk documents folder).folder("Pictures")
.folders()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.folders( { options : Integer } ) : Collection
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| options | Integer | -> | フォルダリスト用のオプション |
| 戻り値 | Collection | <- | Collection of children folder objects |
説明
.folders() 関数は、 親フォルダーに格納されている Folder オブジェクトのコレクションを返します。
options引数を渡さなかった場合はデフォルトで、フォルダーの第一階層にあるファイルのみがコレクションに返されます。 options 引数に以下の定数を一つ以上渡すことで、このふるまいを変更することができます:
| 定数 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
fk recursive | 1 | コレクションには、指定フォルダーとそのサブフォルダーのフォルダーが含まれます |
fk ignore invisible | 8 | 非表示設定のフォルダーは表示されません |
戻り値
Folder オブジェクトのコレクション。
例題
データベースフォルダー内にあるすべてのフォルダーおよびサブフォルダーのコレクションを取得します:
var $allFolders : Collection
$allFolders:=Folder("/PACKAGE").folders(fk recursive)
.fullName
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.fullName : Text
説明
.fullName プロパティは、 拡張子 (あれば) を含めたフォルダーの完全な名称を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.getIcon()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.getIcon( { size : Integer } ) : Picture
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| size | Integer | -> | 返されるピクチャーの一辺の長さ(ピクセル単位) |
| 戻り値 | Picture | <- | Icon |
説明
.getIcon() 関数は、 フォルダーのアイコンを返します。
任意の size 引数を渡すと、返されるアイコンのサイズをピクセル単位で指定することができます。 この値は、実際にはアイコンを格納している正方形の一辺の長さを表しています。 アイコンは通常、32x32ピクセル ("大きいアイコン") または 16x16ピクセル ("小さいアイコン") で定義されています。 この引数に 0 を渡すか省略した場合、"大きいアイコン" が返されます。
フォルダーがディスク上に存在しない場合、デフォルトの空のアイコンが返されます。
戻り値
フォルダーアイコンの ピクチャー。
.hidden
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.hidden : Boolean
説明
.hidden プロパティは、 フォルダーがシステムレベルで "非表示" に設定されていれば true を返します(それ以外の場合は false)。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.isAlias
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.isAlias : Boolean
説明
.isAlias プロパティは、 Folder オブジェクトに対しては常に false を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.isFile
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.isFile : Boolean
説明
.isFile プロパティは、 フォルダーに対しては常に false を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.isFolder
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.isFolder : Boolean
説明
.isFolder プロパティは、 フォルダーに対しては常に true を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.isPackage
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.isPackage : Boolean
説明
.isPackage プロパティは、 フォルダーが macOS上のパッケージである (かつディスク上に存在している) 場合に true を返します。 それ以外の場合は false を返します。
Windows 上においては、.isPackage は常に false を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.modificationDate
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.modificationDate : Date
説明
.modificationDate プロパティは、 フォルダーの最終変更日を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.modificationTime
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.modificationTime : Time
説明
.modificationTime プロパティは、 フォルダーの最終変更時刻を返します (00:00 からの経過秒数の形式)。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.moveTo()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.moveTo( destinationFolder : 4D.Folder { ; newName : Text } ) : 4D.Folder
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| destinationFolder | 4D.Folder | -> | 移動先フォルダー |
| newName | Text | -> | 移動先でのフォルダーの完全な名称 |
| 戻り値 | 4D.Folder | <- | Moved folder |
説明
.moveTo( ) 関数は、 Folder オブジェクト (ソースフォルダー) を destinationFolder が指定する移行先へと移動すると同時に、newName を指定した場合は名称も変更します。
destinationFolder 引数が指定するフォルダーはディスク上に存在している必要があり、そうでない場合にはエラーが生成されます。
デフォルトで、移動したフォルダーは元の名前を維持します。 移動の際にフォルダー名を変更したい場合、新しい完全な名前を newName に渡します。 新しい名前は命名規則に則っている必要があります (例: ":", "/", 等の文字を含んでいない、など)。 そうでない場合、エラーが返されます。
返されるオブジェクト
移動後の Folder オブジェクト。
例題
フォルダーを移動し、名称も変更します:
var $tomove; $moved : Object
$docs:=Folder(fk documents folder)
$tomove:=$docs.folder("Pictures")
$tomove2:=$tomove.moveTo($docs.folder("Archives");"Pic_Archives")
.name
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.name : Text
説明
.name プロパティは、 拡張子 (あれば) を含まないフォルダー名を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.original
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.original : 4D.Folder
説明
.original プロパティは、 対象フォルダーと同じフォルダーオブジェクトを返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
このプロパティは、フォルダーやファイルを処理する汎用的なコードを書くために使用できます。
.parent
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.parent : 4D.Folder
説明
.parent プロパティは、 対象フォルダーの親フォルダーオブジェクトを返します。 パスがシステムパスを表す場合 (例: "/DATA/")、システムパスが返されます。
親フォルダーが存在しない場合 (root) は、このプロパティは null値を返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.path
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.path : Text
説明
.path プロパティは、 フォルダーの POSIXパスを返します。 パスがファイルシステムを表す場合 (例: "/DATA/")、ファイルシステムが返されます。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.platformPath
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.platformPath : Text
説明
.platformPath プロパティは、 カレントプラットフォームのシンタックスで表現されたフォルダーのパスを返します。
このプロパティは 読み取り専用 です。
.rename()
履歴
| リリース | 内容 |
|---|---|
| 17 R5 | 追加 |
.rename( newName : Text ) : 4D.Folder
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| newName | Text | -> | フォルダーの新しい完全な名称 |
| 戻り値 | 4D.Folder | <- | Renamed folder |
説明
.rename() 関数は、 フォルダー名を newName に指定した名称に変更し、名称変更後の Folder オブジェクトを返します。
newName 引数は命名規則に則っている必要があります (例: ":", "/", 等の文字を含んでいない、など)。 そうでない場合、エラーが返されます。 同じ名前のファイルがすでに存在する場合には、エラーが返されます。
返されるオブジェクト
名称変更された Folder オブジェクト。
例題
var $toRename : 4D.Folder
$toRename:=Folder("/RESOURCES/Pictures").rename("Images")