📄️ 4D ランゲージについて
4Dは独自のプログラミング言語を持っています。1300を超えるこのビルトインの言語により、4Dは Web、モバイル、およびデスクトップアプリケーションを作成する、パワフルな開発ツールとなっています。 単純な計算から複雑なカスタムインターフェースの作成まで、4D 言語は様々なタスクに使用することができます。 たとえば、以下のようなことが可能です:
📄️ 概要
4D ランゲージを使用して "Hello, world!" メッセージを表示するには複数の方法があります。 一番簡単な方法はおそらく、プロジェクトメソッドにコードを1行、次のように書くやり方です:
📄️ 演算子
演算子とは、値のチェック・変更・結合に使用する記号または記号のグループです。 日常的に使用されている演算子も多くあります。 例えば、1 + 2 という式は加算演算子 (プラス記号) を使用し、2つの数値を足し合わせて、3という結果を返します。 = や > などの比較演算子は、2つ以上の値を比較するためのものです。
🗃️ データタイプ
1 件
📄️ 変数
4D のデータは、根本的に異なっている 2つの方法で保持されます。 フィールド はディスクに永続的にデータを保存するのに対し、変数 はメモリ上に一時的にデータを格納します。
📄️ 配列
配列 とは、同じタイプの 変数 を番号付きで並べたものです。 各変数は、配列の 要素 といいます。 配列のサイズとは、配列が持つ要素の数を指します。配列は作成時にサイズが与えられ、要素の追加・挿入・削除によって、または作成時に使用したコマンドの再使用によって、何度でもサイズを変更することができます。 配列要素には、1 から N の番号が付けられます (N は配列のサイズ)。 配列は必ず、特別な 要素ゼロ を持ちます。 配列は 4D の変数です。 他の変数と同様、配列にもスコープがあり、4D ランゲージの規則に従いますが、他と異なるところがいくつかあります。
📄️ メソッド
メソッドとは、1つ以上の動作を実行するコードのことです。 メソッドは、1つ以上のステートメントで構成されます。
📄️ 引数
メソッドや関数にデータを渡す必要がしばしば発生します。 これは引数によって容易にできます。
📄️ 共有オブジェクトと共有コレクション
共有オブジェクト および 共有コレクション はプロセス間でコンテンツを共有することができる、特殊な オブジェクト と コレクション です。 インタープロセス変数 に比べると、共有オブジェクトと共有コレクションは プリエンプティブ4Dプロセス と互換性があるという点で利点があります。つまり、New process や CALL WORKER といったコマンドの引数として、参照の形で渡すことができるということです。
📄️ クラス
概要
📄️ コマンド
4Dランゲージには数多くのコマンドが組み込まれており、開発者はさまざまなアクションを実行することができます。
📄️ 制御フロー
メソッドや関数が単純か複雑かに関係なく、開発者は3つのプログラミング構造のうち、1つ以上を常に使用します。 プログラミング構造は、メソッド内でステートメントが実行される順序を決定する実行フローをコントロールします。 3つのタイプの構造があります:
📄️ エラー処理
エラー処理とは、アプリケーション内で発生する可能性のあるエラーに備え、対処することです。 ランタイムにおけるエラーのキャッチや報告、またそれらの条件を検証するため、4Dは包括的なサポートを提供しています。
📄️ インタープリターモードとコンパイル済みモード
4D アプリケーションは インタープリター または コンパイル済み モードで実行することができます:
📄️ コンポーネント
4D のコンポーネントとは、プロジェクトにインストール可能な、1つ以上の機能を持つ 4Dコードやフォームの一式です。 たとえば、4D SVGコンポーネント は、SVGファイルの表示するための高度なコマンドと統合されたレンダリングエンジンを追加します。
📄️ プラグイン
4Dアプリケーションの開発を進めていくと、最初は気付かなかった数多くの機能を発見することでしょう。 それだけでなく、プラグイン を4D開発環境に追加することで、標準の4Dの機能を高めることもできます。
📄️ 識別子の命名規則
この章では、4D ランゲージにおけるさまざまな要素 (変数、オブジェクトプロパティ、テーブル、フォームなど) の命名規則について説明します。
📄️ パス名
File および Folder の関数、プロパティ、コマンドにより、ファイルやフォルダーをオブジェクトとして扱うことができます。 これにより、ファイルやフォルダーの管理を強力かつ柔軟におこなえます。 たとえば、カレントユーザーのドキュメントフォルダーに新しいファイルを作成する場合、次のように書くことができます: