TCPEvent
TCPEvent
クラスはTCP 接続のライフサイクル中に発生するイベントに関する情報を提供します。 これはTCPConnection が開いた時に生成され、一般的にはonConnection
、onData
、onError
などのコールバックの中で使用されます。 これはTCPConnection が開いた時に生成され、一般的にはonConnection
、onData
、onError
などのコールバックの中で使用されます。
履歴
リリース | 内容 |
---|---|
20 R9 | 新しい ip および port 属性 |
20 R8 | クラスを追加 |
TCPEvent オブジェクト
TCPEvent
オブジェクトは変更不可であり、ストリーム不可です。
次のプロパティを利用することができます:
data : Blob イベントに関連づけられたデータ |
ip : Text リモートマシンのIP アドレス |
port : Number リモートマシンのポート番号 |
type : Text イベントのタイプ |
.data
data : Blob
説明
.data
プロパティには、イベントに関連づけられたデータが格納されています。 これは"data"
型のイベントにおいてのみ有効です。
注
ローレベルな TCP/IP 接続を扱っている場合、全てのデータが単一のパケットで到着するという保証はない、という点に留意して下さい。 データは順番通りに届きますが、複数のパケットに断片化されて届く可能性があります。
.ip
ip : Text
説明
.ip
プロパティには、リモートマシンのIP アドレスが格納されています。
.port
port : Number
説明
.port
プロパティには、 リモートマシンのポート番号が格納されています。
.type
type : Text
説明
.type
プロパティには、イベントのタイプ が格納されます。 とりうる値:
"connection"
: TCPConnection が正常に確立されたことを表します。"data"
: データが受信されたことを表します。"error"
: TCPConnection の最中にエラーが発生したことを示します。"close"
: TCPConnection が適切に閉じられたことを示します。"terminate"
: TCPConnection がリリースされる直前であることを示します。