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バージョン: 20 R7 BETA

$catalog

カタログには、プロジェクトで利用可能なすべてのデータクラス、属性、インタープロセス (共有) シングルトン が記述されています。

使用可能なシンタックス

シンタックス例題説明
$catalog/$catalogプロジェクト内の 共有シングルトン (あれば) と、データクラスのリストを、2つの URI とともに返します。
$catalog/$all/$catalog/$allプロジェクト内の 共有シングルトン (あれば) と、すべてのデータクラスおよびそれらの属性の情報を返します。
$catalog/{dataClass}/$catalog/Employee特定のデータクラスとその属性の情報を返します。
$catalog/DataStoreClassFunction/$catalog/authentifyDataStoreクラス関数を実行します (あれば)

$catalog

プロジェクト内の 共有シングルトン (あれば) と、データクラスのリストを、2つの URI とともに返します。1つはデータクラスのストラクチャー情報にアクセスするためのもので、もう 1つはデータクラスのデータを取得するためのものです。

説明

$catalog を呼び出すと、プロジェクトのデータストア内のデータクラスのリストを、データクラス毎に 2つの URI とともに返します。

プロジェクトのデータストア内の、公開されているデータクラスのみがリストされます。 詳細については、テーブルやフィールドの公開 を参照してください。

データクラス毎に返されるプロパティの説明です:

プロパティ説明
nameTextデータクラスの名称。
uriTextデータクラスとその属性に関する情報を取得するための URI です。
dataURITextデータクラスのデータを取得するための URI です。

例題

GET /rest/$catalog

結果:

{
dataClass: [
{
name: "Company",
uri: "http://127.0.0.1:8081/rest/$catalog/Company",
dataURI: "http://127.0.0.1:8081/rest/Company"
},
{
name: "Employee",
uri: "http://127.0.0.1:8081/rest/$catalog/Employee",
dataURI: "http://127.0.0.1:8081/rest/Employee"
}
]
}

$catalog/$all

プロジェクト内の 共有シングルトン (あれば) と、すべてのデータクラスおよびそれらの属性の情報を返します。

説明

$catalog/$all を呼び出すと、プロジェクトのデータストア内の各データクラスについて属性の情報を取得します。

各データクラスと属性について取得される情報についての詳細は $catalog/\{dataClass\} を参照ください。

例題

GET /rest/$catalog/$all

結果:

{

"dataClasses": [
{
"name": "Company",
"className": "Company",
"collectionName": "CompanySelection",
"tableNumber": 2,
"scope": "public",
"dataURI": "/rest/Company",
"attributes": [
{
"name": "ID",
"kind": "storage",
"fieldPos": 1,
"scope": "public",
"indexed": true,
"type": "long",
"identifying": true
},
{
"name": "name",
"kind": "storage",
"fieldPos": 2,
"scope": "public",
"type": "string"
},
{
"name": "revenues",
"kind": "storage",
"fieldPos": 3,
"scope": "public",
"type": "number"
},
{
"name": "staff",
"kind": "relatedEntities",
"fieldPos": 4,
"scope": "public",
"type": "EmployeeSelection",
"reversePath": true,
"path": "employer"
},
{
"name": "url",
"kind": "storage",
"scope": "public",
"type": "string"
}
],
"key": [
{
"name": "ID"
}
]
},
{
"name": "Employee",
"className": "Employee",
"collectionName": "EmployeeSelection",
"tableNumber": 1,
"scope": "public",
"dataURI": "/rest/Employee",
"attributes": [
{
"name": "ID",
"kind": "storage",
"scope": "public",
"indexed": true,
"type": "long",
"identifying": true
},
{
"name": "firstname",
"kind": "storage",
"scope": "public",
"type": "string"
},
{
"name": "lastname",
"kind": "storage",
"scope": "public",
"type": "string"
},
{
"name": "employer",
"kind": "relatedEntity",
"scope": "public",
"type": "Company",
"path": "Company"
}
],
"key": [
{
"name": "ID"
}
]
}
]
}

$catalog/{dataClass}

特定のデータクラスとその属性の情報を返します。

説明

$catalog/\{dataClass\} を呼び出すと、指定したデータクラスとその属性について詳細な情報が返されます。 プロジェクトのデータストア内のすべてのデータクラスに関して同様の情報を得るには $catalog/$all を使います。

返される情報は次の通りです:

  • データクラス
  • 属性
  • メソッド (あれば)
  • プライマリーキー

データクラス

公開されているデータクラスについて、次のプロパティが返されます:

プロパティ説明
nameTextデータクラスの名称
collectionNameTextデータクラスにおいて作成されるエンティティセレクションの名称
tableNumberNumber4Dデータベース内のテーブル番号
scopeTextデータクラスのスコープ (公開 (public) に設定されているデータクラスのみ返されます)
dataURITextデータクラスのデータを取得するための URI

属性

公開されている各属性について、次のプロパティが返されます:

プロパティ説明
nameText属性の名称
kindText属性タイプ (ストレージ (storage) またはリレートエンティティ (relatedEntity))
fieldPosNumberデータベーステーブルのフィールド番号
scopeText属性のスコープ (公開 (public) に設定されている属性のみ返されます)
indexedText属性に インデックス が設定されていれば、このプロパティは true を返します。 それ以外の場合には、このプロパティは表示されません。
typeText属性タイプ (bool, blob, byte, date, duration, image, long, long64, number, string, uuid, word)、または、N->1 リレーション属性の場合はリレーション先のデータクラス
identifyingBoolean属性がプライマリーキーの場合、プロパティは true を返します。 それ以外の場合には、このプロパティは表示されません。
pathTextrelatedEntity 属性の場合はデータクラス名、relatedEntities 属性の場合はリレーション名
foreignKeyTextrelatedEntity 属性の場合、リレート先の属性名
inverseNameTextrelatedEntity または relatedEntities 属性の逆方向リレーション名

プライマリーキー

key オブジェクトには、データクラスの プライマリーキー として定義された属性の 名称 (name プロパティ) が返されます。

例題

特定のデータクラスに関する情報を取得します。

GET /rest/$catalog/Employee

結果:

{
name: "Employee",
className: "Employee",
collectionName: "EmployeeCollection",
scope: "public",
dataURI: "http://127.0.0.1:8081/rest/Employee",
defaultTopSize: 20,
extraProperties: {
panelColor: "#76923C",
__CDATA: "\n\n\t\t\n",
panel: {
isOpen: "true",
pathVisible: "true",
__CDATA: "\n\n\t\t\t\n",
position: {
X: "394",
Y: "42"
}
}
},
attributes: [
{
name: "ID",
kind: "storage",
scope: "public",
indexed: true,
type: "long",
identifying: true
},
{
name: "firstName",
kind: "storage",
scope: "public",
type: "string"
},
{
name: "lastName",
kind: "storage",
scope: "public",
type: "string"
},
{
name: "fullName",
kind: "calculated",
scope: "public",
type: "string",
readOnly: true
},
{
name: "salary",
kind: "storage",
scope: "public",
type: "number",
defaultFormat: {
format: "$###,###.00"
}
},
{
name: "photo",
kind: "storage",
scope: "public",
type: "image"
},
{
name: "employer",
kind: "relatedEntity",
scope: "public",
type: "Company",
path: "Company"
},
{
name: "employerName",
kind: "alias",
scope: "public",

type: "string",
path: "employer.name",
readOnly: true
},
{
name: "description",
kind: "storage",
scope: "public",
type: "string",
multiLine: true
},
],
key: [
{
name: "ID"
}
]
}

シングルトン

1つ以上の 公開関数 を含む 共有シングルトン を定義している場合、/$catalog/$catalog/$all の両方の構文で、返される json に singletons セクションが追加されます。 コレクションの形でまとめられたシングルトンクラスは、それぞれ name (クラス名) と method (公開関数名) を持つオブジェクト要素として格納されます。

シングルトン関数は、$singleton コマンド を使用した RESTリクエストで呼び出すことができます。

例題

GET /rest/$catalog/$all

結果:

{...
singletons": [
{
"name": "VehicleFactory",
"methods": [
{
"name": "buildVehicle",
"allowedOnHTTPGET": false,
"exposed": true
}
]
}
],

dataClasses: [...]
}