WP DELETE SECTION
WP DELETE SECTION ( section )
WP DELETE SECTION ( wpDoc ; indexNumber {; count} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
section | Object | → | 4D Write Pro セクション |
wpDoc | Object | → | 4D Write Pro ドキュメント |
indexNumber | Integer | → | 削除するセクションのインデックス |
count | Integer | → | 削除するセクションの数 |
説明
WP DELETE SECTION コマンドはsection 引数に渡されたオブジェクトのセクションを削除します。または、indexNumber 引数で指定されたセクションからcount 引数で指定された個数分だけ1つ以上のセクションを削除します。. セクションが削除されると、ヘッダー、フッター、本文の一部、アンカーされた画像、テキストボックス、終了セクションブレーク(セクションブレークまたは継続的なセクションブレークかに関わらず)など、そのセクションに関連づけられていたものも削除されます。
WP DELETE SECTION コマンドを使用して全てのセクションを削除しようとした場合、あるいはドキュメントにセクションが1つしか含まれていないような場合にはエラーが発生します。
WP DELETE SECTION は、テキストボックスとピクチャーの属性を再インデックスし、変更後のセクションへと合致するようにアンカーを調整します。 例えばドキュメントに四つのセクションがあり、2番目のセクションが削除された場合、セクション3と4はそれぞれセクション2と3となり、実行前にはセクション3と4にアンカーされていたテキストボックスおよびピクチャーはセクション2と3にアンカーされます。
画像またはテキストボックスがページ(例:20ページ目)へとアンカーされていて、セクションが削除された後にそのページが残っていない場合には、画像(またはテキストボックス)はドキュメント内に残り続け、後に20ページ目がまたあらわれた場合には、その20ページ目に画像(またはテキストボックス)が再度発生します。
例題
ドキュメントの最初のセクションを削除したい場合を考えます:
wpDoc:=WP Import document("test.wp")
// セクション1のみを削除する(ドキュメント内にセクションが1つしかない場合を除きエラーは発生しない)
WP DELETE SECTION(wpDoc ; 1)
ドキュメント内のセクション5を削除したい場合を考えます:
wpDoc:=WP Import document("test.wp")
// セクション 5のみを削除します
WP DELETE SECTION(wpDoc ; 5)
ドキュメント内のセクション5、6、7を削除したい場合を考えます:
wpDoc:=WP Import document("test.wp")
WP DELETE SECTION(wpDoc ; 5 ; 3 )
セクション5以降の全てのセクションを削除したい場合を考えます:
wpDoc:=WP Import document("test.wp")
// セクション5 以降の全てのセクションを削除する(セクション5 が存在しない場合を除き、エラーは発生しない)
WP DELETE SECTION(wpDoc ; 5 ; MAXLONG )
セクション5を取得して削除したい場合を考えます:
wpDoc:=WP Import document("test.wp")
// セクション5 を取得
$section:=WP Get section(wpDoc, 5)
// $section を削除
WP DELETE SECTION($section)