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バージョン: 20 R7 BETA

Before selection

Before selection {( aTable )} : Boolean

引数説明
aTableTableレコードポインタがセレクションの先頭より前に あるかをテストするテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル
戻り値BooleanYes (TRUE) または No (FALSE)

説明

Before selection は、カレントレコードポインタがaTableのカレントセレクションの前にある場合にTRUEを返します。は、一般にPREVIOUS RECORD により、カレントレコードポインタが先頭レコードの前に移動したかどうかを調べるために使用します。カレントセレクションが空の場合、Before selection はTRUEを返します。

カレントレコードポインタをセレクションに内に戻すには、FIRST RECORDLAST RECORD または GOTO SELECTED RECORD を使用します。NEXT RECORD ではポインタはセレクション内に戻りません。

PRINT SELECTION またはプリント...メニューを選択してレポートを印刷する場合も、Before selection は最初のヘッダでTRUEを返します。以下のステートメントを使用して最初のヘッダを判定し、先頭ページに特殊なヘッダを印刷することができます:

  // レポート印刷に使用される出力フォームのメソッド
 $vpFormTable:=Current form table
 Case of
  // ...
    :(Form event code=On Header)
  // ヘッダエリアが印刷されようとしている
       Case of
          :(Before selection($vpFormTable->))
  // 最初のプレークヘッダ用のコード
  // ...
       End case
 End case

例題

以下の例はレポートの印刷中に使用します。変数vTitleを設定し、先頭ページのヘッダエリアに印刷します:

  // [Finances];"Summary" フォームメソッド
 Case of
  // ...
    :(Form event code=On Header)
       Case of
          :(Before selection([Finances])
             vTitle:="Corporate Report 1997" // 1ページめのタイトル
          Else
             vTitle:="" // 他のページではタイトルを印刷しない
       End case
 End case

参照

End selection
FIRST RECORD
Form event code
PREVIOUS RECORD
PRINT SELECTION

プロパティ

コマンド番号198
スレッドセーフである