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バージョン: 20 R7 BETA

COPY ARRAY

COPY ARRAY ( source ; destination )

引数説明
sourceArrayコピー元の配列
destinationArrayコピー先の配列

説明

COPY ARRAY コマンドはdestination 配列を、source 配列と同じ内容、サイズ、およびタイプで作成または上書きします。異なるタイプの数値型配列の場合、destination 配列の型が採用されます。

sourcedestinationの配列はローカル、プロセス、インタープロセス配列の組み合わせが可能です。変数のスコープが違っていても、配列を複製するのに問題はありません。

注:

  • コンパイルモードでは、destination 引数の配列は、source 引数の配列と同じ型である必要があります。そのため、インタープリタモードどコンパイルモードで配列に同様の振る舞いをさせるためには、常に同じ型の配列を使用することが推奨されます。
  • オブジェクト配列を複製する場合、コピーされるのは配列に格納されたオブジェクトへの参照のみで、オブジェクト自体は複製されません。つまり、配列内のオブジェクトを編集すると、そのオブジェクトを参照しているコピー元の配列と複製した配列の両方が影響されます。オブジェクトそのものを複製するには OB Copy コマンドを使用します。

例題

以下の例は配列Cを作成し、配列Cと同じ大きさと内容を持つ配列Dを作成します:

 ALL RECORDS([People]) // Peopleの全レコードを選択
 SELECTION TO ARRAY([People]Company;C) // companyフィールドのデータをCにコピー
 COPY ARRAY(C;D) // C配列をD配列にコピー

プロパティ

コマンド番号226
スレッドセーフである