メインコンテンツまでスキップ
バージョン: 20 R7 BETA

CUT NAMED SELECTION

CUT NAMED SELECTION ( {aTable ;} name )

引数説明
aTableTableセレクションをカットするテーブル, または 省略した場合デフォルトテーブル
nameText作成する命名セレクションの名前

説明

CUT NAMED SELECTION は、命名セレクションnameを作成し、aTableのカレントセレクションをそこへ移します。このコマンドは、カレントセレクションをコピーするのではなく、移動する点がCOPY NAMED SELECTIONコマンドと異なります。

このコマンドを実行した後、カレントプロセスのaTableのカレントセレクションは空になります。そのため、CUT NAMED SELECTIONはレコードが修正されている最中は使用しないでください。

CUT NAMED SELECTIONはCOPY NAMED SELECTIONよりも効率的です。COPY NAMED SELECTIONでは選択したレコードの数x4バイトをメモリ内で複製します。CUT NAMED SELECTIONではリストの参照だけを移動します。

例題

以下のメソッドは、*[Customers]*テーブルのカレントセレクションを空にします:

 CUT NAMED SELECTION([Customers];"ToBeCleared")
 CLEAR NAMED SELECTION("ToBeCleared")

参照

CLEAR NAMED SELECTION
COPY NAMED SELECTION
USE NAMED SELECTION

プロパティ

コマンド番号334
スレッドセーフである
カレントセレクションを変更する