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バージョン: 20 R7 BETA

DECRYPT BLOB

DECRYPT BLOB ( toDecrypt ; sendPubKey {; recipPrivKey} )

引数説明
toDecryptBlob復号するデータ
複合されたデータ
sendPubKeyBlob送信者の公開鍵
recipPrivKeyBlob受信者の秘密鍵

説明

DECRYPT BLOB コマンドは、BLOB toDecryptの内容を送信者の公開鍵sendPubKeyを使用して解読します。オプションとして、受信者の秘密鍵recipPrivKeyも使用します。

送信者の公開鍵を納めたBLOBを引数sendPubKeyに渡します。この鍵は、送信者がGENERATE ENCRYPTION KEYPAIRコマンドを実行して生成し、受信者に送信しておく必要があります。

受信者の秘密鍵を納めたBLOBを引数recipPrivKeyに渡すことができます。この引数を渡す場合、受信者はGENERATE ENCRYPTION KEYPAIRコマンドを実行して一組の暗号化鍵を生成し、公開鍵を送信者に送っておく必要があります。この一組の鍵をもとにした暗号化システムでは、送信者のみがメッセージの暗号化を行い、かつ受信者だけがその復号を行えるということが保証されます。一組の鍵をもとにした暗号化システムに関する詳細は、ENCRYPT BLOBコマンドを参照してください。

DECRYPT BLOBコマンドは、(意図的かどうかに関わらず)BLOB内容の変更を防ぐため、チェックサム機能が提供されています。暗号化したBLOBが損傷したり変更されていると、このコマンドは何も行わず、エラーを返します。

例題

ENCRYPT BLOB コマンドの例題を参照

参照

ENCRYPT BLOB
GENERATE ENCRYPTION KEYPAIR

プロパティ

コマンド番号690
スレッドセーフである