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バージョン: 20 R7 BETA

DELETE RECORD

DELETE RECORD {( aTable )}

引数説明
aTableTableカレントレコードを削除するテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル

説明

DELETE RECORDは、aTableのカレントレコードを削除します。プロセスにaTableのカレントレコードが存在しない場合、DELETE RECORDコマンドは何も行いません。フォーム中では、このコマンドの代わりにレコード削除アクションを持つボタンを作成することができます。

Note:

  • DELETE RECORDコマンドの実行前に、カレントレコードがメモリ上からアンロードにされている場合 (例えばUNLOAD RECORDコマンドの実行等)、削除実行後カレントセレクションは空になります。
  • DELETE RECORDコマンドは、テーブルが READ ONLY モードである場合には、削除しようとしているレコードがロックされているかどうかに関わらず、何もしません。

レコードの削除は、一度実行すると元に戻すことはできません(ただしトランザクション中に実行された場合を除きます。詳細はトランザクションを使用するを参照してください)。

レコードが削除されると、そのレコード番号は新しいレコードが作成される際に再利用されます。したがって、データベースからレコードを削除することがある場合は、レコード番号をレコードの識別に使用しないでください。

例題

以下の例は1件の[employee]レコードを削除します。まずユーザにどのemployeeレコードを削除するのかを尋ね、[employee]レコードを検索し、見つかったレコードを削除します:

 vFind:=Request("Employee ID to delete:") // 従業員IDを要求
 If(OK=1)
    QUERY([Employee];[Employee]ID =vFind) // 従業員を検索
    DELETE RECORD([Employee]) // 従業員を削除
 End if

参照

Locked
トリガ

プロパティ

コマンド番号58
スレッドセーフである
カレントレコードを変更する