DOM Get XML document ref
DOM Get XML document ref ( elementRef ) -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
elementRef | Text | → | DOMツリー中の既存の要素の参照 |
戻り値 | Text | ← | DOMツリーの最初の要素の参照 (ドキュメントノード) |
説明
DOM Get XML document ref コマンドを使用してelementRefに渡したDOMツリーの"ドキュメント"参照を取得できます。ドキュメント要素はDOMツリーの最初の要素であり、ルート要素の親です。
ドキュメント要素の参照を使用して"Doctype"や"処理命令"ノードを処理できます。これはDOM Append XML child nodeとDOM GET XML CHILD NODESコマンドでのみ利用できます。
このレベルでは、処理命令やコメントを追加したり、Doctypeノードを置換したりすることだけが可能です。ここにCDATAやテキストノードを作成することはできません。
例題
この例題では、XMLドキュメントのDTD宣言を取得します:
var $rootRef : Text
$rootRef:=DOM Parse XML source("")
If(OK=1)
var $documentRef : Text
// ドキュメントノードを探します。このノードにはルートノード
// の前にDOCTYPEが記述されています。
$documentRef:=DOM Get XML document ref($rootRef)
ARRAY TEXT($typeArr;0)
ARRAY TEXT($valueArr;0)
// このノードの子ノード中でDOCTYPEタイプのノードを探す
DOM GET XML CHILD NODES($refDocument;$typeArr;$valueArr)
var $text : Text
$text:=""
$pos:=Find in array($typeArr;XML DOCTYPE)
If($pos>-1)
// DTD宣言を$textに取得
$text:=$text+"Doctype: "+$valueArr{$pos}+Char(Carriage return)
End if
DOM CLOSE XML($rootRef)
End if