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バージョン: 20 R7 BETA

Get 4D file

Get 4D file ( file {; *} ) : Text

引数説明
fileIntegerファイルタイプ
*演算子ホストデータベースのファイルを返す
戻り値Text指定したファイルのパス名

説明

Get 4D fileコマンドは、file パラメーターで指定された4D環境ファイルへのパス名を返します。パスはシステムシンタックスで返されます。

このコマンドを使用して、データベースのコンテキストに依存する可能性のある、実際のファイル名や保存先を取得できます。このコマンドは 4D のバージョンやOSに限定されない、汎用的なコードを書くのに便利です。

任意のファイルを指定する値として、file には 4D Environment テーマの次のいずれかの定数を渡します:

定数コメント
Backup history file倍長整数19バックアップ保存先フォルダに保存されているバックアップ履歴ファイル(バックアップジャーナル 参照)。
Backup log file倍長整数13カレントのバックアップジャーナルファイル (バックアップジャーナル 参照)。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダーに保存されています。
Backup settings file倍長整数18アプリケーションが現在使用している backup.4DSettings ファイル。使用されるのはデフォルトのバックアップ設定ファイル、または、データファイル用のユーザーバックアップ設定ファイルです。
Backup settings file for data倍長整数17データフォルダーの Settings フォルダーにある、backup.4DSettings ファイル (xml 形式)
Build application log file倍長整数14データベースの Logs フォルダーに保存されている、アプリケーションビルド設定ファイル (buildApp.4DSettings) のカレントログファイル (xml 形式)。
Build application settings file倍長整数20データベースの Settings フォルダーに保存された、アプリケーションビルダーのデフォルト設定ファイル ("buildApp.4DSettings")。
Compacting log file倍長整数6Compact data file コマンドによって、あるいはメンテナンス&セキュリティセンター(MSC)によって作成された、直近の圧縮のログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダーに保存されています。
Current backup settings file倍長整数1データベースの Settings フォルダーにある、デフォルトの backup.4DSettings ファイル (xml 形式)
Debug log file倍長整数12SET DATABASE PARAMETER(Debug log recording) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダーに保存されています。
Diagnostic log file倍長整数11SET DATABASE PARAMETER(Diagnostic log recording) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダーに保存されています。
Directory file倍長整数16プロジェクトデータベースにおいて、ユーザーとグループ (あれば) の定義が格納された directory.json ファイル。このファイルは、データベースのユーザー設定フォルダー (デフォルト、プロジェクトに対してグローバル)、またはデータ設定フォルダー (データファイル専用) に保管されます。
HTTP Client log file倍長整数24HTTP SET OPTION(HTTP client log;value) コマンドによって作成されたログファイル。Logs フォルダに保存されています。
HTTP debug log file倍長整数9WEB SET OPTION(Web debug log) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダーに保存されています。
HTTP log file倍長整数8WEB SET OPTION(Web log recording) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダーに保存されています。
IMAP Log file倍長整数23SET DATABASE PARAMETER(IMAP Log) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのLogs フォルダに保存されています。
Last backup file倍長整数2任意の場所に格納されている、最終バックアップファイル (名称は: [bkpNum].4BK)
Last journal integration log file倍長整数22最後のログ統合ログファイル(あれば)の完全なパス名(復元されたアプリケーションのLogs フォルダ内に保存されます)。このファイルは、自動修復モードにおいてログファイル統合が発生した時点で作成されます(参照)。
POP3 Log file倍長整数21SET DATABASE PARAMETER(POP3 Log) コマンドで作成されたログファイル。データベースのLogs フォルダに保存されています。
Repair log file倍長整数7メンテナンス&セキュリティセンター(MSC)内からデータベースに対して行われたデータベース修復のログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダーに保存されています。
Request log file倍長整数10SET DATABASE PARAMETER(4D Server log recording) あるいは SET DATABASE PARAMETER(Client log recording) コマンドによって作成された標準のクライアント/サーバーログファイル(Webリクエストは除かれます)。サーバー上で実行された場合にはサーバーログが返されます(ログファイルはサーバー上のLogsフォルダーに保存されています)。クライアントで実行された場合にはクライアントのログが返されます(ログファイルはクライアントのLogsフォルダーに保存されています)。
SMTP log file倍長整数15SET DATABASE PARAMETER(SMTP Log) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルの隣にある Logs フォルダーに保存されます。
User settings file倍長整数3設定が有効化されている場合、データベースストラクチャーファイルと同じ場所にある Settings フォルダーに格納された、全データファイルの settings.4DSettings ファイル
User settings file for data倍長整数4データファイルと同じ場所にある Settings フォルダーに格納された、カレントデータファイルの settings.4DSettings ファイル。
Verification log file倍長整数5VERIFY CURRENT DATA FILE および VERIFY DATA FILE コマンドによって、あるいはメンテナンス&セキュリティセンター(MSC)によって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダーに保存されています。

コンポーネントからコマンドが呼び出された場合、任意の * 引数を渡すとホストデータベースの file パスが得られます。この引数を受け渡さない場合には、空の文字列が返されます。

User settings file for data および User settings file の両ファイルに関しては、"データベース設定" ダイアログボックスの外部ファイルのユーザー設定を有効にする オプション( 参照)にチェックを入れている場合にのみ、パスが返されます。

例題

最終バックアップファイルのパスを取得します:

 var $path : Text
 $path:=Get 4D file(Last backup file)
  // 例: $path = "C:\Backups\Countries\Countries[0025].4BK"

参照

File

プロパティ

コマンド番号1418
スレッドセーフである