Method called on error
Method called on error {( scope )} -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
scope | Integer | → | エラーメソッドのスコープ |
戻り値 | Text | ← | エラー時に呼び出されるメソッド名 |
説明
Method called on error コマンドはカレントプロセス、またはscope 引数で指定したスコープにおいてON ERR CALL コマンドでインストールされたメソッドの名前を返します。
scope 引数には、エラー処理メソッドの名前を取得したい実行コンテキストを渡します。以下の定数のいずれか1つを使用することができます:
定数 | 値 | コメント |
---|---|---|
ek errors from components | 2 | コンポーネントで発生したエラー |
ek global | 1 | プロジェクトのグローバル実行コンテキストで発生したエラー |
ek local | 0 | ローカル実行コンテキストで発生したエラー(scope 引数が省略されていた場合のデフォルト) |
scope 引数で指定したスコープにおいてエラー処理メソッドが何もインストールされていなかった場合、空の文字列("") が返されます。
例題
このコマンドはコンポーネントでとくに有用です。エラー処理メソッドを一時的に変更し、後で復元することができます:
$methCurrent:=Method called on error
ON ERR CALL("NewMethod")
// ドキュメントを開くことができなければエラーが生成される
$ref:=Open document("MyDocument")
// 前のエラー処理メソッドに戻す
ON ERR CALL($methCurrent)
参照
Error Handler
ON ERR CALL