OBJECT Get style sheet
OBJECT Get style sheet ( {* ;} object ) : Text
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
* | 演算子 | → | 指定時: object はオブジェクト名(文字列)、 省略時: object は変数またはフィールド |
object | any | → | オブジェクト名( * 指定時)、または変数やフィールド( * 省略時) |
戻り値 | Text | ← | スタイルシート名 |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
OBJECT Get style sheetコマンドは、引数 object と * で指定したオブジェクトに関連付けられたスタイルシートの名前を返します。
スタイルシートはデザインモードにおいてプロパティリストで設定することができます。または、セッションの間においては、 OBJECT SET STYLE SHEET コマンドを使用して設定することもできます。
任意の * 演算子を渡した場合、 object 引数でオブジェクト名を文字列で指定します。省略時には object 引数でフィールドまたは変数を指定します。
コマンドから以下のどれかが返されます:
- スタイルシート名
- スタイルシートが何も設定されていない場合は空の文字列 ("") が返されます。
- 自動スタイルシートが設定されていた場合は"Font Styles" テーマの定数のいずれかが返されます:
定数 | 型 | 値 | コメント |
---|---|---|---|
Automatic style sheet | 文字列 | __automatic__ | デフォルトで全てのオブジェクトに使用されます |
Automatic style sheet_additional | 文字列 | __automatic_additional_text__ | スタティックテキスト、フィールドそして変数においてのみサポートされます。ダイアログボックスでの補足テキストに使用されます。 |
Automatic style sheet_main | 文字列 | __automatic_main_text__ | スタティックテキスト、フィールドそして変数においてのみサポートされます。ダイアログボックスでのメインテキストに使用されます。 |
コマンドで複数のオブジェクトを指定した場合、コマンドが最初に見つけたオブジェクトのスタイルシートのみが返されます。
互換性に関する注意
プロジェクトアーキテクチャーにおいては、このコマンドがサポートするのは3つの自動スタイルシートだけです。
参照
Font Styles
OBJECT SET STYLE SHEET