PLAY
PLAY ( objectName {; channel} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
objectName | Text | → | サウンドファイル名、またはMac OSの"snd "リソース、またはシステムサウンド非同期再生を中断する場合、空の文字列 |
channel | Integer | → | 指定した場合、シンセサイザーチャネルと非同期実行、省略した場合同期実行 |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブ なコードには使えません。
説明
PLAYコマンドを使用してサウンドやマルチメディアファイルを再生できます。再生したいファイルの完全なパス名を objectName に渡します。OS Xでは、コマンドを使用してシステムサウンドを再生することもできます。
- ファイルを再生するには、objectNameにそのパス名を渡します。フルパス名またはデータベースストラクチャファイルからの相対パス名を渡せます。
主なサウンドおよびマルチメディアフォーマットがサポートされています: .WAV, .MP3, .AIFF (Mac OS), 等。OS Xでは、コマンドは特にCore Audioフォーマットをサポートしています。 - (OS Xのみ)システムサウンドを再生するには、objectName 引数に直接その名前を渡します。
注: Mac OS 9とそれ以前のOSで使用されていた'snd' リソースは、サポートされていません。
async 引数を使用するとWindowsにおいて非同期で再生することを指定できます。同期で再生した場合、全ての処理はサウンドの再生が終了すると終わり、非同期で再生した場合は処理は終了されず、バックグランドで再生を続ける事を意味します。async 引数が渡されて、それに0(または他の倍長整数値)が内包されていた場合、サウンドは非同期で再生されます。省略された場合は同期で再生されます。
注: OS Xにおいては、async 引数の有無に関わらず、サウンドは必ず非同期で再生されます 。
非同期サウンドの再生を停止するには、以下のステートメントを使用します。
PLAY("";0)
例題 1
Windows上でのWAVファイルの再生方法を以下の例題で示します:
$DocRef :=Open document("";"WAV";Read Mode)
If(OK=1)
CLOSE DOCUMENT($DocRef)
PLAY(Document;0) //非同期で再生
End if
例題 2
以下のコード例はOS X上でシステムサウンドを再生します:
PLAY("Submarine.aiff")