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バージョン: 20 R7 BETA

QUERY BY EXAMPLE

QUERY BY EXAMPLE ( {aTable}{;}{*} )

引数説明
aTableTableレコードのセレクションを返すテーブル, または 省略した場合、デフォルトテーブル
*演算子指定した場合、スクロールバーの非表示

説明

QUERY BY EXAMPLEは、デザインモードのフォームによるクエリメニューと同じ処理を実行します。このコマンドはクエリウィンドウとしてカレント入力フォームを表示します。QUERY BY EXAMPLEは、クエリウィンドウに入力された情報を使用してaTableを検索します。このときに使用するフォームには、ユーザに検索させたいフィールドを置かなければなりません。この検索は最適化されています。つまり、クエリを最適化するためにインデックスフィールドが自動的に使用されます。

デザインモードのフォームによるクエリメニューの使用方法に関する詳細は、4D Design Referenceマニュアルを参照してください。

例題

以下のメソッドの例は、まずMyQueryという名前のフォームを表示します。ユーザがフォームに検索データを入力し、検索の実行を要求した場合(システム変数OKに1が代入された場合)に、検索結果を表示するようにします:

 FORM SET INPUT([People];"MyQuery") // 検索フォームに切り替える
 QUERY BY EXAMPLE([People]) // フォームを表示し、クエリを実行
 If(OK=1) // ユーザがクエリを実行すると
    DISPLAY SELECTION([People]) // レコードを表示
 End if

システム変数およびセット

ユーザが入力ボタンをクリックするか、Enterキーを押すと、システム変数OKが1に設定され、クエリが実行されます。ユーザがキャンセルボタンをクリックするか、キャンセルのキーコンビネーションを押すと、OKシステム変数が0に設定され、クエリはキャンセルされます。

参照

ORDER BY
QUERY

プロパティ

コマンド番号292
スレッドセーフである
システム変数を更新するOK
カレントレコードを変更する
カレントセレクションを変更する
サーバー上での使用は不可