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バージョン: 20 R7 BETA

SET ASSERT ENABLED

SET ASSERT ENABLED ( assertions {; *} )

引数説明
assertionsBooleanTrue = アサーションを有効にする
False = アサーションを無効にする
*演算子省略時 = すべてのプロセスにコマンドを適用 (既存および後で作成されるものを含む)
指定時= カレントプロセスのみにコマンドを適用

説明

SET ASSERT ENABLED コマンドを使用してアプリケーションの4Dコードに挿入されたアサーションを無効にしたり、再度有効にしたりできます。アサーションに関する詳細はASSERTコマンドの説明を参照してください。

デフォルトで、プログラムに追加されたアサーションは、インタープリタモードでもコンパイル済みモードでも有効です。このコマンドは、ときにアサーションの評価に実行時間のコストが必要であったり、アプリケーションのエンドユーザからアサーションを隠ぺいしたいなどの理由で、アサーションを無効にしたいときに使用できます。典型的には、SET ASSERT ENABLEDコマンドをOn Startupデータベースメソッドで使用して、 アプリケーションがテストモードや運用モードかによって、アサーションを有効にしたり無効にしたりします。

デフォルトでSET ASSERT ENABLEDコマンドはアプリケーションのすべてのプロセスに効果を及ぼします。コマンドの効果をカレントプロセスに限定するには、 * 引数を渡します。

アサーションが無効にされていると、ASSERTコマンドに渡された式は評価されないことに留意してください。ASSERTを呼び出すコード行は動作においてもパフォーマンスにおいても、 アプリケーションの処理に一切影響を及ぼしません。

例題

アサーションを無効にする:

 SET ASSERT ENABLED(False)
 ASSERT(TestMethod) // アサーションが無効なのでTestMethodは呼び出されない

参照

ASSERT
Asserted
Get assert enabled

プロパティ

コマンド番号1131
スレッドセーフである