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バージョン: 20 R7 BETA

SET FILE TO PASTEBOARD

SET FILE TO PASTEBOARD ( filePath {; *} )

引数説明
filePathTextファイルの完全パス名
*演算子指定時: 追加、省略時: 置換

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

SET FILE TO PASTEBOARD コマンドはfilePath 引数に渡した完全パス名を追加します。このコマンドは例えば、4Dオブジェクトをデスクトップ上のファイルにドラッグ&ドロップさせるインタフェースのセットアップに使用できます。

filePath引数には完全パス名または単に (パス名なしの) ファイル名を渡すことができます。後者の場合、ファイルはストラクチャファイルと同階層になければなりません。

コマンドはアスタリスク * をオプションの引数として受け入れます。この引数が省略されるとデフォルトで、コマンドはペーストボードの内容をfilePathで指定された最後のパス名で置き換えます。この引数を渡すと、コマンドはfilePathをペーストボードに追加します。この方法で、パス名のスタックをペーストボードに格納できます。両ケースで、ペーストボード内にパス名以外のデータが存在すると、それは消去されます。

Note: On Drag Over フォームイベント中ペーストボードは読み込みのみモードです。このコンテキストではこのコマンドは使用できません。

参照

Get file from pasteboard