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バージョン: 20 R7 BETA

SET TABLE CACHE PRIORITY

SET TABLE CACHE PRIORITY ( aTable ; priority )

引数説明
aTableTableセッション中の優先度を設定するスカラーデータのテーブル
priorityIntegerテーブル内のスカラー値に対するキャッシュ優先度値

上級者向け

このコマンドは特定の用途のために用意されています。データベースのパフォーマンスに影響するため、注意して使用しなければなりません。

説明

コマンドはカレントセッションにおいて、すべてのプロセスで、キャッシュ内にあるaTable 引数で指定されたテーブルに関連するデータに対しpriority 引数で指定された特定の優先度を設定します。このこのコマンドは、必ずOn Startup あるいは On Server Startupデータベースメソッド内で呼び出されなければなりません。

注: このコマンドはローカルモード(4D Serverあるいは4D)においてのみ動作します。リモートモードの4Dでは使用できません。

このコマンドははスカラーフィールド(日付、数値、あるいは文字列型)内のデータに対してのみ優先度を管理します。バイナリー型(Blob、テキスト、ピクチャー、およびオブジェクト)のフィールドの優先度はSET BLOBS CACHE PRIORITY コマンドで管理されます。

priority 引数には、"Cache Management"テーマ内にある以下の定数のうちのどれか一つを渡します:

定数コメント
Cache priority low
Cache priority very low
Cache priority normalキャッシュ優先度をデフォルト値に設定
Cache priority high
Cache priority very high

例題

内において、[Customer]スカラーデータに対して高い優先度を設定したい場合を考えます:

 SET TABLE CACHE PRIORITY([Customer];Cache priority very high)

参照

ADJUST INDEX CACHE PRIORITY
ADJUST TABLE CACHE PRIORITY
Get adjusted table cache priority

プロパティ

コマンド番号1400
スレッドセーフである