SVG EXPORT TO PICTURE
SVG EXPORT TO PICTURE ( elementRef ; pictVar {; exportType} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
elementRef | Text | → | ルートXML要素参照 |
pictVar | Picture | → | XMLツリーを受け取るピクチャ変 (SVG ピクチャ) |
exportType | Integer | → | 0 = データソースを保持しない、1 = データソースをコピー(デフォルト)、2 = データソースを移動 |
説明
SVG EXPORT TO PICTURE コマンドはXMLツリーのSVGフォーマットのピクチャを、pictVar 引数で指定したピクチャフィードや変数に保存するために使用できます。
Note: SVGフォーマットに関する詳細はの節を参照してください。
elementRefにはSVGピクチャを含むXMLのルート要素参照を渡します。
pictVarにはSVGピクチャを受け取る4Dのピクチャフィールドまたは変数の参照を渡します。ピクチャはネイティブフォーマットで書き出され、表示される際にはSVG描画エンジンにより再描画されます。
オプションのexportType 引数を使用して、コマンドがXMLデータソースを扱う方法を指定できます。テーマの以下のいずれかの定数を渡すことができます:
定数 | 型 | 値 | コメント |
---|---|---|---|
Copy XML data source | 倍長整数 | 1 | 4DはピクチャとともにDOMツリーのコピーを保持します。ピクチャをデータベースのピクチャフィールドに保存して、いつでも再び表示したり、書きだしたりできます。これは書き出しの際にexportType 引数が省略されたときのデフォルトモードです。 |
Get XML data source | 倍長整数 | 0 | 4DはXMLデータソースの読み込みのみを行います。XMLデータソースはピクチャと一緒には保持されません。これはコマンドの実行速度を大幅に向上させますが、DOMツリーが保持されないため、ピクチャを格納したり書きだしたりすることはできません。 |
Own XML data source | 倍長整数 | 2 | 4DはDOMツリーをピクチャとともに書き出します。ピクチャを格納したり書きだしたりでき、かつコマンドの実行も速いです。しかしelementRef XML参照を他の4Dコマンドで使用することはできなくなります。 |
例題
以下の例題は4Dピクチャに“Hello World”を表示します:
var vpict : Picture
$svg:=DOM Create XML Ref("svg";"http://www.w3.org/2000/svg")
$ref:=DOM Create XML element($svg;"text";"font-size";26;"fill";"red")
DOM SET XML ATTRIBUTE($ref;"y";"1em")
DOM SET XML ELEMENT VALUE($ref;"Hello World")
SVG EXPORT TO PICTURE($svg;vpict;Copy XML data source)
DOM CLOSE XML($svg)