Trunc
Trunc ( number ; places ) -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
number | Real | → | 切り捨てる数値 |
places | Integer | → | 切り捨てを行う位置 |
戻り値 | Real | ← | 切り捨てられた数値 |
説明
Truncは、指定されたplacesの小数部を切り捨てた数値を返します。Truncは 、常に元の値よりも小さい値を返します。
placesが正の数の場合は、numberの小数部を切り捨て、placesが負の場合には、整数部(小数点の左側)を切り捨てます。
例題
さまざまな引数を使用したTruncの機能を次に示します。結果をvlResultに代入します。コメントは、変数vlResultに代入される値についての説明です:
vlResult:=Trunc(216.897;1) // vlResult gets 216.8
vlResult:=Trunc(216.897;-1) // vlResult gets 210
vlResult:=Trunc(-216.897;1) // vlResult gets -216.9
vlResult:=Trunc(-216.897;-1) // vlResult gets -220