メインコンテンツまでスキップ
バージョン: 20 R7 BETA

WEB LEGACY CLOSE SESSION

WEB LEGACY CLOSE SESSION ( sessionID )

引数説明
sessionIDTextセッションUUID

互換性に関する注意

このコマンドは、4D v18 R6 以前のバージョンから変換されたデータベースでのみ利用可能な旧式Web セッションでのみ使用することが可能です。これはスケーラブルWeb セッションモード(4D v18 R6以降のバージョンでの推奨)が有効化されている場合には無視されます。詳細な情報については、Webセッション管理(旧式) の章を参照してください。

説明

WEB LEGACY CLOSE SESSIONコマンドはsessionID引数で指定された既存のセッションを破棄します。指定されたセッションが存在しない場合、コマンドはなにも行いません。

Webプロセスや他のプロセスからこのコマンドが呼び出されると:

  • ブラウザーに送信されるcookieの有効期限が0に設定されます。
  • 開発者がセッション情報を保存できるようにするためにOn Web Legacy Close Session database methodが呼び出されます。
  • カレントセレクションや変数などのプロセスオブジェクトが消去され、レコードのロックが解除されます。

このコマンド実行後、Webクライアントが当該cookieを使用して4D Webサーバーにアクセスすると、新しいセッションが開始され新しいcookieがクライアントに送信されます。

注: 4D Mobileセッションのコンテキストにおいては、WEB LEGACY CLOSE SESSIONコマンドはsessionID引数に渡したIDの4D Mobileセッションを閉じます。4D Mobileセッションは複数のプロセスを管理できるため、このコマンドはセッションに関連した全てのWebプロセスに対して実行を終了を要求します。

参照

On Web Legacy Close Session database method
Webセッション管理(旧式)

プロパティ

コマンド番号1208
スレッドセーフである