WEB Validate digest
WEB Validate digest ( userName ; password ) -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
userName | Text | → | ユーザの名前 |
password | Text | → | ユーザのパスワード |
戻り値 | Boolean | ← | True=認証はOK、 False=認証は失敗 |
説明
WEB Validate digestコマンドを使用して、Webサーバに接続しているユーザのID情報 (名前とパスワード) の有効性をチェックします。必ずダイジェストモードのWeb認証のコンテキストで、 On Web Authenticationデータベースメソッド でこのコマンドを使用します (接続セキュリティ を参照)。
引数 userName と password には、ローカルに格納されているユーザ識別情報を渡します。コマンド はこの情報を使用して、Webブラウザによって送られた情報と同等な値を生成します。
値が同じである場合、コマンドはTrueを返します。その他の場合は、Falseを返します。
このメカニズムを使用して、Webサーバへアクセスする自身の安全なシステムをプログラミングによって維持、そして管理することができます。
Note: ブラウザがダイジェスト認証をサポートしていない場合、エラーが返されます (認証エラー) 。
例題
ダイジェストモードで On Web Authenticationデータベースメソッド を使用します:
// On Web Authentication Database Method
var $1;$2;$5;$6;$3;$4 : Text
var $user : Text
var $0 : Boolean
$0:=False
$user:=$5
//セキュリティに関する理由のため、@を含む名前を拒否する
If(WithWildcard($user))
$0:=False
//WithWildカードメソッドは、"On Web Authentication データベースメソッド" の節に記述されています
Else
QUERY([WebUsers];[WebUsers]User=$user)
If(OK=1)
$0:=WEB Validate digest($user;[WebUsers]password)
Else
$0:=False //ユーザーが存在しません
End if
End if