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バージョン: 開発中

$upload

サーバーにアップロードしたファイルの ID を返します

説明

サーバーにアップロードしたいファイルがある場合にこのリクエストを POST します。 画像の場合には $rawPict=true を渡します。 その他のファイルの場合は $binary=true を渡します。

デフォルトのタイムアウトは 120秒ですが、$timeout パラメーターに任意の数値を渡してタイムアウトを変更できます。

アップロードシナリオ

エンティティのピクチャー属性を更新するために、画像をアップロードしたい場合を考えます。

画像 (または任意のバイナリファイル) をアップロードするには、まずクライアントアプリケーションにてファイルを選択する必要があります。 ファイル自体はリクエストの ボディ に渡す必要があります。

次に、下のようなリクエストを使用して、選択した画像を 4D Server にアップロードします:

POST /rest/$upload?$rawPict=true

その結果、サーバーからはファイルを識別する ID が返されます。

レスポンス:

{ "ID": "D507BC03E613487E9B4C2F6A0512FE50" }

この画像をエンティティに追加するには、返された ID を使い $method=update で画像属性に保存します。 リクエストは次のようになります:

POST /rest/Employee/?$method=update

POST データ:

{
__KEY: "12",
__STAMP: 4,
photo: { "ID": "D507BC03E613487E9B4C2F6A0512FE50" }
}

レスポンス:

更新後のエンティティが返されます:

{
"__KEY": "12",
"__STAMP": 5,
"uri": "http://127.0.0.1:8081/rest/Employee(12)",
"ID": 12,
"firstName": "John",
"firstName": "Smith",
"photo":
{
"__deferred":
{
"uri": "/rest/Employee(12)/photo?$imageformat=best&$version=1&$expand=photo",
"image": true
}
},}

4D HTTPクライアントを使った例

次の例では、4D HTTPクライアントを使用して、.pdf ファイルをサーバーにアップロードする方法を示します。

var $params : Text
var $response : Object
var $result : Integer
var $blob : Blob


ARRAY TEXT($headerNames; 1)
ARRAY TEXT($headerValues; 1)

$url:="localhost:80/rest/$upload?$binary=true" // RESTリクエストの準備

$headerNames{1}:="Content-Type"
$headerValues{1}:="application/octet-stream"

DOCUMENT TO BLOB("c:\\invoices\\inv003.pdf"; $blob) // バイナリの読み込み

// ファイルをアップロードするための 1つ目の POSTリクエスト
$result:=HTTP Request(HTTP POST method; $url; $blob; $response; $headerNames; $headerValues)

If ($result=200)
var $data : Object
$data:=New object
$data.__KEY:="3"
$data.__STAMP:="3"
$data.pdf:=New object("ID"; String($response.ID))

$url:="localhost:80/rest/Invoices?$method=update" // エンティティを更新するための 2つ目のリクエスト

$headerNames{1}:="Content-Type"
$headerValues{1}:="application/json"

$result:=HTTP Request(HTTP POST method; $url; $data; $response; $headerNames; $headerValues)
Else
ALERT(String($result)+" Error")
End if