VP EXPORT TO BLOB
VP EXPORT TO BLOB ( vpAreaName : Text ; paramObj : Object )
引数 | 型 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
vpAreaName | Text | -> | 4D View Pro フォームオブジェクト名 | |
paramObj | Object | -> | 書き出しのオプション |
説明
VP EXPORT TO BLOB
コマンドは、vpAreaName で指定した 4D View Pro エリアの 4D View Pro ドキュメントを、paramObj で指定したとおりに 4D.Blob に書き出します。 エクスポートされた Blob は、コールバックを通して利用可能です。 4D View Pro エリアを Blob でエクスポートおよびインポートすることは高速で、メモリ効率に優れています。
paramObj には、複数のプロパティを渡せます:
プロパティ | 型 | 説明 |
---|---|---|
formula | 4D.Function | (必須) 書き出しが完了した際に呼び出されるコールバックメソッド名。 コールバックメソッド (フォーミュラ) の渡し方 を参照ください。 |
includeAutoMergedCells | Boolean | 自動的に結合されたセルを含めるかどうか。デフォルトは false。 |
includeBindingSource | Boolean | バインドされたソースを含めるかどうか。デフォルトは true。 |
includeCalcModelCache | Boolean | 計算の追加データを含めるか。 ファイルを開く速さに影響する場合があります。デフォルトは false。 |
includeEmptyRegionCells | Boolean | 使用されるデータレンジの外側の空白セル (データがない、またはスタイルだけのセル) を含めるかどうか。デフォルトは true。 |
includeFormulas | Boolean | フォーミュラを含めるかどうか。デフォルトは true。 |
includeStyles | Boolean | スタイルを含めるかどうか。デフォルトは true。 |
includeUnusedNames | Boolean | 使用されていないカスタム名を含めるかどうか。デフォルトは true。 |
saveAsView | Boolean | 書き出 される値にフォーマット文字列を適用するかどうか。デフォルトは false。 |
コールバックメソッドでは、以下のパラメーターを使用することができます:
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
param1 | text | 4D View Pro オブジェクト名 | |
param2 | 4D.blob | エクスポートされた Blob | |
param3 | object | コマンドの paramObj 引数への参照 | |
param4 | object | メソッドから返されるステータスメッセージを格納したオブジェクト | |
.success | boolean | 書き出しに成功した場合は true 、それ以外の場合は false | |
.errorCode | integer | エラーコード。 | |
.errorMessage | text | エラーメッセージ。 |
例題
VP EXPORT TO BLOB
コマンドは非同期です。 エクスポートの結果を取得するには、コールバックメソッド (この例では VPBlobCallback という名前) を作成する必要があります。
// VPドキュメントをエクスポート
VP EXPORT TO BLOB("ViewProArea"; {formula: Formula(VPBlobCallback)})
// VPBlobCallback メソッド
#DECLARE($area : Text; $data : 4D.Blob; $parameters : Object; $status : Object)
var $myEntity : cs.myTableEntity
If ($status.success)
// ドキュメントをテーブルに保存します
$myEntity:=ds.myTable.new()
$myEntity.blob:=$data
$myEntity.save()
End if