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バージョン: 開発中

WP Get element by ID

WP Get element by ID ( wpDoc ; ID ) -> 戻り値

引数説明
wpDocObject4D Write Pro ドキュメント
IDText取得する要素のID
戻り値Object4D Write Pro 要素

説明

WP Get element by ID コマンドは、wpDoc 引数で指定したドキュメント内の、ID 引数で指定された要素を格納しているオブジェクトを返します。

wpDoc 引数には、4D Write Pro ドキュメントを渡します。

ID 引数には、取得する要素の属性IDを渡します。要素なドキュメント内のもの、例えば画像、段落、表、などを指定できますし、あるいはドキュメント自身を指定することもできます。ドキュメント内に指定されたIDを持つ要素がなかった場合、null 値が返されます。

注: ID 引数の値は大文字と小文字を区別します。

例題 1

"img1"というID を持つピクチャーを取得する場合を考えます:

 var obImage : Object
 obImage:=WP Get element by ID(myDoc;"img1")

例題 2

表要素を探し、その境界線を太い紫の境界線に変更したい場合を考えます:

 var $element : Object
 $element:=WP Get element by ID(myDoc;"Table1")
 WP SET ATTRIBUTES($element;wk border style;wk solid)
 WP SET ATTRIBUTES($element;wk border width;"4px")
 WP SET ATTRIBUTES($element;wk border color;"purple")

例題 3

要素を取得し、そのID を変更したい場合を考えます:

 $colTable:=WP Create table range([INFO]Sample)
 $elements:=WP Get elements($colTable)
 $elem:=WP Get element by ID([INFO]Sample;"Paris")
 If($elem#Null)
    $elem.ID:="Lyon"
 End if

参照

WP Get elements