WP Paragraph range
WP Paragraph range ( targetObj ) -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
targetObj | Object | → | 4D Write Pro レンジ または 要素の参照 |
戻り値 | Object | ← | 段落のみを格納したレンジ |
互換性に関する注意
WP Paragraph range は以前のバージョンの4D Write Pro ではWP Create Paragraph range という名前でした。分かりやすさのために名前が変更されています。
説明
新しいWP Paragraph rangeコマンドは、targetObj 引数内のオブジェクトと交差する段落のみだけを内包したレンジオブジェクトを返します。返されたレンジオブジェクトの段落はWP GET ATTRIBUTES やWP SET ATTRIBUTES コマンドなどで使用でき、それによって段落属性のみを管理することができます。
targetObj 引数には、以下のいずれかを渡すことができます:
- レンジ
- 要素 (テーブル / 行 / 段落 / ヘッダー / フッター / 本文 / セクション / サブセクション)
例題
段落に対してのみパッディングを設定したい場合を考えます:
$oParagraphs:=WP Paragraph range($oSelection)
WP SET ATTRIBUTES($oParagraphs;wk padding;20)