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バージョン: 開発中

Application info

Application info : Object

引数説明
戻り値Objectアクティブなアプリケーションのアクティビティについての情報

説明

Application info コマンドはアクティブなアプリケーションのアクティビティと、ネットワーク設定に関する詳細な情報を格納したオブジェクト型を返します。

コマンドはスタンドアロンとクライアント/サーバー環境、どちらで実行しているアプリケーション上でも実行することが可能です。返される情報は、Application info が実行される場所に応じて変わります。例えば、リモートの4D 上で実行された場合、返される情報はリモートワークステーションに関する情報のみになります。コマンドがサーバーで実行されるメソッドで呼び出された場合には、返される情報はサーバーの情報が返されます。

返されるオブジェクト型には、以下のプロパティが格納されます:

プロパティ詳細
cpuUsage(*)数値4Dによって使用されているプロセッサーの割合。Mac においては、1コアあたりの数値が表示されていて、プロセッサー全体の平均値を表します。10.03
headlessブールアプリケーションがヘッドレスモードで実行中の場合にはTrueを返します。取りうる値: true、false。詳細な情報については、コマンドラインインターフェース を参照してくださいfalse
IPAddressesAllowDenyコレクション4D Server のみ。データベース設定で受け取る、あるいは拒否されているIPアドレスのコレクションを返します。詳細な情報については、IP 設定を参照してください。[{"mode": "allow", "ip": "192.168.*"},{...}]
[ ].mode文字列IPアドレスが許可されているかどうかを説明するプロパティです。取り得る値: "allow" あるいは "deny""allow"
[ ].ip文字列IP アドレス"192.167.1.2"
IPAddressesToListenコレクション4D Server のみ。その4D Server が聞いているIPアドレスを返します。詳細な情報については、IP 設定を参照してください。["192.168.18.12","192.168.18.10"]
launchedAsServiceブールアプリケーションがサービスとして起動していた場合にはTrueを返します。取り得る値: True、false。詳細な情報については、データベースをサービスとして登録 を参照してください。false
networkInputThroughput(*)数値アプリケーションを実行しているマシンのネットワーク入力のデータ速度(バイト/秒)。リモートモードにおいては、リモートマシンの速度が返されます。詳細な情報についてはモニタページを参照してください。37311495
networkOutputThroughput(*)数値アプリケーションを実行しているマシンのネットワーク出力のデータ速度(バイト/秒)。リモートモードにおいては、リモートマシンの速度が返されます。詳細な情報についてはモニタページを参照してください。88058023
newConnectionsAllowedブール4D Server のみ。新規接続が許可されている場合にはTrue。取り得る値: True、False。詳細な情報については、を参照してください。true
pid数値(OS によって提供される)4D アプリケーションのインスタンスプロセスのID -- 例えば外部スクリプトから実行中の4D インスタンスを識別することができます。16600
portID数値4D Server: アクティブに聞いていているポート、4D remote: リモート接続のポート。スタンドアロン環境では返されません。最小値: 1。詳細な情報については、ポート番号を参照してください。19814
remoteDebuggerSessionIDテキストサーバーデバッガーが起動しているリモートアプリケーションのセッションID。このID はProcess activity によっても返されます。"A838A40BJN3NJKH..."
SDIModeブールアプリケーションがWindows 上でSDI モードで実行中の場合にはTrue(macOS上では意味を持ちません)。取り得る値: true、false。より詳細な情報については、developer.4d.comSDI モード を参照してくださいtrue
TLSEnabledブールTLS がクライアント/サーバー通信において有効化されている場合にはTrue を返します。スタンドアロン環境では返されません。取り得る: True、False。詳細な情報については、TLSプロトコルとクライアント/サーバ接続を参照してください。true
uptime数値ローカルの4D データベースが開かれてからの経過時間(秒単位)。リモート接続に対しては、接続が開かれてからの経過時間を返します。143
useLegacyNetworkLayerブールアプリケーションサーバーにおいて旧式ネットワークレイヤーが使用されている場合にはTrue。スタンドアロン環境では返されません。取り得る値: True、False。詳細な情報については、旧式ネットワークレイヤーの有効化または無効化を参照してください。false
useQUICNetworkLayerブールアプリケーションサーバーおよびDB4Dサーバーに対してQUIC ネットワークレイヤーが使用されている場合にはTrue(4D v20 ではベータ版、詳細は互換性ページ 参照)。スタンドアロン環境では返されません。取り得る値: true、false。詳細な情報については、このBlog 記事 を参照してください。false
volumeShadowCopyStatus文字列ボリューム・シャドウ・コピー・サービスのステータスを返します。Windowsのみ。詳細な情報については、Windows のボリュームシャドウコピーサービスを使用するを参照してください。 取り得る値:
定数コメント
vss availableavailableサービスは利用可能です。
vss errorerrorサービスにエラーが発生しました。
vss not availablenotAvailableサービスは利用できません。
vss update requiredupdateRequiredサービスは更新が必要です。
"available"

(*) Windows 上では、例えばOn Startupデータベースメソッド 内でApplication info コマンドを呼び出すなどして、カウンターを事前に初期化しておく必要があります。

例題

以下のコードを実行すると、実行中のアプリケーションについての情報を格納したオブジェクトが返されます:

 var $appInfo : Object
 $appInfo:=Application info

コードがスタンドアロン環境で実行された場合、返されたオブジェクトには(一例として)以下のような情報が格納されています:

{
"launchedAsService": false,
"volumeShadowCopyStatus": "notAvailable",
"cpuUsage": 10.035875,
"uptime": 469,
"headless": false,
"pid": 16500,
"networkInputThroughput": 377263157,
"networkOutputThroughput": 12345242236
}

コードが4D リモートクライアントで実行された場合には、返されたオブジェクトには(一例として)以下のような情報が格納されています:

{
"launchedAsService": false,
"volumeShadowCopyStatus": "notAvailable",
"cpuUsage": 10.035875,
"portID": 19814,
"TLSEnabled": false,
"uptime": 143,
"headless": false,
"pid": 1550,
"useLegacyNetworkLayer": true,
"networkInputThroughput": 268047058,
"networkOutputThroughput": 12207686274
}

コードが4D Server で実行された場合には、返されたオブジェクトには(一例として)以下のような情報が格納されています:

{
"launchedAsService": false,
"volumeShadowCopyStatus": "notAvailable",
"cpuUsage": 10.016125,
"portID": 19814,
"TLSEnabled": false,
"uptime": 192,
"headless": false,
"pid": 9560,
"useLegacyNetworkLayer": true,
"useQUICNetworkLayer": false,
"newConnectionsAllowed": true,
"IPAddressesToListen": [
"192.168.18.8",
"192.168.18.7"
],
"IPAddressesAllowDeny": [
{
"mode": "allow",
"ip": "192.168.*"
},
{
"mode": "deny",
"ip": "192.167.15.3"
},
{
"mode": "allow",
"ip": "192.167.1.2"
}
],
"networkInputThroughput": 149014925,
"networkOutputThroughput": 80238805
}

参照

Execute on server
Get database parameter
System info
REJECT NEW REMOTE CONNECTIONS

プロパティ

コマンド番号1599
スレッドセーフである