Before selection
Before selection {( aTable )} -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | レコードポインタがセレクションの先頭より前に あるかをテストするテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル |
戻り値 | Boolean | ← | Yes (TRUE) または No (FALSE) |
説明
Before selection は、カレントレコードポインタがaTableのカレントセレクションの前にある場合にTRUEを返します。Before selection は、一般にPREVIOUS RECORD により、カレントレコードポインタが先頭レコードの前に移動したかどうかを調べるために使用します。カレントセレクションが空の場合、Before selection はTRUEを返します。
カレントレコードポインタをセレクションに内に戻すには、FIRST RECORD、LAST RECORD または GOTO SELECTED RECORD を使用します。NEXT RECORD ではポインタはセレクション内に戻りません。
PRINT SELECTION またはプリント...メニューを選択してレポートを印刷する場合も、Before selection は最初のヘッダでTRUEを返します。以下のステートメントを使用して最初のヘッダを判定し、先頭ページに特殊なヘッダを印刷することができます:
// レポート印刷に使用される出力フォームのメソッド
$vpFormTable:=Current form table
Case of
// ...
:(Form event code=On Header)
// ヘッダエリアが印刷されようとしている
Case of
:(Before selection($vpFormTable->))
// 最初のプレークヘッダ用のコード
// ...
End case
End case
例題
以下の例はレポートの印刷中に使用します。変数vTitleを設定し、先頭ページのヘッダエリアに印刷します:
// [Finances];"Summary" フォームメソッド
Case of
// ...
:(Form event code=On Header)
Case of
:(Before selection([Finances])
vTitle:="Corporate Report 1997" // 1ページめのタイトル
Else
vTitle:="" // 他のページではタイトルを印刷しない
End case
End case
参照
End selection
FIRST RECORD
Form event code
PREVIOUS RECORD
PRINT SELECTION