COPY ARRAY
COPY ARRAY ( source ; destination )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
source | Array | → | コピー元の配列 |
destination | Array | ← | コピー先の配列 |
説明
COPY ARRAY コマンドはdestination 配列を、source 配列と同じ内容、サイズ、およびタイプで作成または上書きします。異なるタイプの数値型配列の場合、destination 配列の型が採用されます。
sourceとdestinationの配列はローカル、プロセス、インタープロセス配列の組み合わせが可能です。変数のスコープが違っていても、配列を複製するのに問題はありません。
注:
- コンパイルモードでは、destination 引数の配列は、source 引数の配列と同じ型である必要があります。そのため、インタープリタモードどコンパイルモードで配列に同様の振る舞いをさせるためには、常に同じ型の配列を使用することが推奨されます。
- オブジェクト配列を複製する場合、コピーされるのは配列に格納されたオブジェクトへの参照のみで、オブジェクト自体は複製されません。つまり、配列内のオブジェクトを編集すると、そのオブジェクトを参照しているコピー元の配列と複製した配列の両方が影響されます。オブジェクトそのものを複製するには OB Copy コマンドを使用します。
例題
以下の例は配列Cを作成し、配列Cと同じ大きさと内容を持つ配列Dを作成します:
ALL RECORDS([People]) // Peopleの全レコードを選択
SELECTION TO ARRAY([People]Company;C) // companyフィールドのデータをCにコピー
COPY ARRAY(C;D) // C配列をD配列にコピー
プロパティ
コマンド番号 | 226 |
スレッドセーフである | ✓ |