CREATE THUMBNAIL
CREATE THUMBNAIL ( source ; dest {; width {; height {; mode {; depth}}}} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
source | Picture | → | サムネイルに変換する4Dピクチャフィールド または変数 |
dest | Picture | ← | 結果のサムネイル |
width | Integer | → | サムネイル幅 (ピクセル), デフォルト値 = 48 |
height | Integer | → | サムネイル高 (ピクセル), デフォルト値 = 48 |
mode | Integer | → | サムネイル作成モード デフォルト値 = Scaled to fit prop centered (6) |
depth | Integer | → | 廃止。使用しないでください |
説明
CREATE THUMBNAILコマンドは、指定した元のピクチャのサムネールを返します。通常、サムネールはマルチメディアソフトウェアやWebサイトにおいてピクチャプレビューのために使用されます。
source引数にはサムネールに縮小するピクチャが入った4Dの変数またはフィールドを渡します。dest引数には結果のサムネイルを受け取る4Dのピクチャフィールドまたはピクチャ変数を渡します。
オプションの引数widthおよびheightを使用し、必要とするサムネールのサイズ(ピクセル単位)を指定できます。この2つの引数を省略すると、サムネールのデフォルトサイズは48 x 48ピクセルになります。
オプションの引数modeには、サムネールの作成モード、例えばリサイズモードを指定できます。3種類のモードが使用できます。以下の定義済み定数が、定数テーマPicture Display Formatsで提供されています:
定数 | 型 | 値 |
---|---|---|
Scaled to fit | 倍長整数 | 2 |
Scaled to fit prop centered | 倍長整数 | 6 |
Scaled to fit proportional | 倍長整数 | 5 |
注: CREATE THUMBNAILではこれら3つの定数のみが使用できます。このテーマの他の定数はこのコマンドに適用できません。
この引数を指定しない場合、“Scaled to fit prop centered” モード (6) がデフォルトで適用されます。モードごとの結果を以下に示します:
ソースピクチャ
結果のサムネイル (48x48)
- Scaled to fit = 2
- Scaled to fit proportional = 5
- Scaled to fit prop centered = 6 (デフォルトモード)
注: Scaled to fit proportional および Scaled to fit prop centeredを使用すると、空いたスペースが白く表示されます。しかし、これらのモードが4Dフォームのピクチャフィールドまたはピクチャ変数に適用されると、この空きスペースは透明になります。
depth 引数は無視され、省略されなければなりません。コマンドは常に現在のスクリーン深度 (色数) を使用します。
プロパティ
コマンド番号 | 679 |
スレッドセーフである | ✓ |