CUT NAMED SELECTION
CUT NAMED SELECTION ( {aTable ;} name )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | セレクションをカットするテーブル, または 省略した場合デフォルトテーブル |
name | Text | → | 作成する命名セレクションの名前 |
説明
CUT NAMED SELECTION は、命名セレクションnameを作成し、aTableのカレントセレクションをそこへ移します。このコマンドは、カレントセレクションをコピーするのではなく、移動する点がCOPY NAMED SELECTIONコマンドと異なります。
このコマンドを実行した後、カレントプロセスのaTableのカレントセレクションは空になります。そのため、CUT NAMED SELECTIONはレコードが修正されている最中は使用しないでください。
CUT NAMED SELECTIONはCOPY NAMED SELECTIONよりも効率的です。COPY NAMED SELECTIONでは選択したレコードの数x4バイトをメモリ内で複製します。CUT NAMED SELECTIONではリストの参照だけを移動します。
例題
以下のメソッドは、*[Customers]*テーブルのカレントセレクションを空にします:
CUT NAMED SELECTION([Customers];"ToBeCleared")
CLEAR NAMED SELECTION("ToBeCleared")
参照
CLEAR NAMED SELECTION
COPY NAMED SELECTION
USE NAMED SELECTION
プロパティ
コマンド番号 | 334 |
スレッドセーフである | ✓ |
カレントセレクションを変更する |