DELETE RECORD
DELETE RECORD {( aTable )}
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | カレントレコードを削除するテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル |
説明
DELETE RECORDは、aTableのカレントレコードを削除します。プロセスにaTableのカレントレコードが存在しない場合、DELETE RECORDコマンドは何も行いません。フォーム中では、このコマンドの代わりにレコード削除アクションを持つボタンを作成することができます。
Note:
- DELETE RECORDコマンドの実行前に、カレントレコードがメモリ上からアンロードにされている場合 (例えばUNLOAD RECORDコマンドの実行等)、削除実行後カレントセレクションは空になります。
- DELETE RECORDコマンドは、テーブルが READ ONLY モードである場合には、削除しようとしているレコードがロックされているかどうかに関わらず、何もしません。
レコードの削除は、一度実行すると元に戻すことはできません(ただしトランザクション中に実行された場合を除きます。詳細はトランザクションを使用するを参照してください)。
レコードが削除されると、そのレコード番号は新しいレコードが作成される際に再利用されます。したがって、データベースからレコードを削除することがある場合は、レコード番号をレコードの識別に使用しないでください。
例題
以下の例は1件の[employee]レコードを削除します。まずユーザにどのemployeeレコードを削除するのかを尋ね、[employee]レコードを検索し、見つかったレコードを削除します:
vFind:=Request("Employee ID to delete:") // 従業員IDを要求
If(OK=1)
QUERY([Employee];[Employee]ID =vFind) // 従業員を検索
DELETE RECORD([Employee]) // 従業員を削除
End if
参照
Locked
トリガ
プロパティ
コマンド番号 | 58 |
スレッドセーフである | ✓ |
カレントレコードを変更する |