DOCUMENT TO BLOB
DOCUMENT TO BLOB ( document ; BLOB )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
document | Text | → | ドキュメント名 |
Blob | Blob | ↔ | ドキュメントを受け取るBLOBフィールドまたは変数 |
ドキュメントの内容 |
説明
DOCUMENT TO BLOB は、documentの内容全体をblobにロードします。開かれていない既存のドキュメントを渡さなければなりません。そうでなければエラーが生成されます。ドキュメントをユーザが選択できるようにするには、Open document およびプロセス変数document を使用します(例題を参照)。
例題
以下の例は、ドキュメントファイルをすばやく格納、または取得できるような情報システムを記述する場合を想定します。データ入力フォームで、ドキュ メントファイルをBLOBフィールドにロードできるようなボタンを作成します。このボタンに以下のようなメソッドを作成します:
$vhDocRef:=Open document("") // ドキュメントを選択させる
If(OK=1) // ドキュメントが選択されたら
CLOSE DOCUMENT($vhDocRef) // それを閉じる
DOCUMENT TO BLOB(Document;[YourTable]YourBLOBField) // ドキュメントをロード
If(OK=0)
// エラー処理
End if
End if
システム変数およびセット
ドキュメントが正しくロードされると、OK変数は1に設定されます。そうでなければ0に設定され、エラーが生成されます。
エラー処理
- 存在しないドキュメントファイルや、既に他のプロセスやアプリケーションで開かれているドキュメントファイルを(BLOBに)ロードしようとすると、それぞれに対応するファイルマネージャエラーが生成されます。
- ドキュメントファイルがロックされていたり、ロックされているボリュームにあったり、ドキュメントファイルを読み込む際に問題が発生すると、I/Oエラーが発生する場合があります。
- メモリ不足のためにドキュメントファイルをロードできない場合には、エラー-108が生成されます。
いずれの場合でも、ON ERR CALL割り込みメソッドを使用すれば、このエラーをとらえることができます。
参照
BLOB TO DOCUMENT
Open document
プロパティ
コマンド番号 | 525 |
スレッドセーフである | ✓ |
システム変数を更新する | OK |