ds
ds { ( localID : Text ) } : cs.DataStore
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
localID | Text | → | 参照を取得したいリモートデータストアのローカルID |
戻り値 | DataStore | ← | データストア参照 |
説明
ds
コマンドは、カレントの 4Dデータベース、または localID で指定したデータベースに合致するデータストアの参照を返します。
localID を省略した (または空の文字列 "" を渡した) 場合には、ローカル4Dデータベース (4D Server でリモートデータベースを開いている場合にはそのデータベース) に合致するデータストアの参照を返します。 データストアは自動的に開かれ、ds
を介して直接利用することができます。
開かれているリモートデータストアのローカルIDを localID パラメーターに渡すと、その参照を取得できます。 このデータストアは、あらかじめカレントデータベース (ホストまたはコンポーネント) によって Open datastore
コマンドで開かれている必要があります。 このコマンドを使用したときにローカルIDが定義されます。
ローカルIDのスコープは、当該データストアを開いたデータベースです。
localID に合致するデータストアが見つからない場合、コマンドは Null を返します。
cs.Datastore
が提供するオブジェクトは、ORDAマッピングルール に基づいて、ターゲットデータベースからマッピングされます。
例題 1
4Dデータベースのメインデータストアを使用します:
var $result : cs.EmployeeSelection
$result:=ds.Employee.query("firstName = :1";"S@")
例題 2
var $connectTo; $firstFrench; $firstForeign : Object
var $frenchStudents; $foreignStudents : cs.DataStore
$connectTo:=New object("type";"4D Server";"hostname";"192.168.18.11:8044")
$frenchStudents:=Open datastore($connectTo;"french")
$connectTo.hostname:="192.168.18.11:8050"
$foreignStudents:=Open datastore($connectTo;"foreign")
//...
//...
$firstFrench:=getFirst("french";"Students")
$firstForeign:=getFirst("foreign";"Students")