FORM EDIT
FORM EDIT ( {aTable ;} form )
FORM EDIT ( {aTable ;} form ; object )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | テーブル | → | フォームの属するテーブルまたは 省略した場合はデフォルトテーブルまたは プロジェクトフォームを使用 |
form | Text | → | フォーム名 |
object | Text | → | フォームオブジェクト名またはグループ名 |
このコマンドはスレッドセーフではないので、プリエンプティブなコードでは使用できません。
履歴
リリース | 内容 |
---|---|
20 R8 | object 引数のサポート |
説明
The FORM EDIT command opens the form associated to aTable in the 4D Form editor, with optionnally object selected.FORM EDIT コマンドはaTable 引数で指定したテーブルに関連づけられている、form 引数で指定したフォームを4D フォームエディターで開きます。オプションとして、object 引数で指定したフォームオブジェクトを選択した状態で開くこともできます。 このとき、デザイン環境へのアクセスが必要である点に注意してください。ない場合には、エラー -9804("フォームを開けません")エラーが生成されます。
このコマンドは非同期です。つまりこのコマンドは呼び出されたあとすぐに呼び出し元メソッドへと戻り、フォームが開かれるのを待つことはしないということです。
任意のaTable 引数を渡した場合、そのテーブルに関連づけられたフォームをform 引数で指定します。 この引数を省略した場合、form 引数はプロジェクトフォームであることを指定します。
form 引数には、4D フォームエディターで開くフォームの名前を渡します。 存在しない名前を渡した場合、エラー 81("フォームが見つかりません")が生成されます。
オプションとして、引数にフォームオブジェクト名またはグループ名を渡すことで、4D フォームエディター内でそれ(またはそれら)を自動的に選択された状態にします。 この機能を使用することで、例えば、Compile project
から返された式のエラーに基づいたフォームをデバッグする場合などに時間を節約できます。
form のフォーム内にてobject 引数で指定したフォームオブジェクトが見つからない場合でも、フォームは開かれエラーは特に返されません。
form で開いたフォーム内で全てのフォームオブジェクトの選択を解除したい場合にはobject 引数に空の文字列を渡します。
例題
Contacts テーブルのAddress フォームを開きたい場合を考えます:
FORM EDIT([Contacts];"Address")
ContactList プロジェクトフォームを開きたい場合を考えます:
FORM EDIT("ContactList")
ContactPage プロジェクトフォームを、"name-input" オブジェクトが選択された状態で開きたい場合を考えます:
FORM EDIT("ContactList"; "name-input")
参照
デザインオブジェクトアクセスコマンド