GET FIELD PROPERTIES
GET FIELD PROPERTIES ( fieldPtr | tableNum {; fieldNum}; fieldType {; fieldLength {; indexed {; unique {; invisible}}}} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
fieldPtr | tableNum | ポインター, 倍長整数 | → | テーブル番号、またはフィールドポインタ |
fieldNum | Integer | → | テーブル番号を渡した場合は、フィールド番号 |
fieldType | Integer | ← | フィールドのタイプ |
fieldLength | Integer | ← | 文字フィールドの場合、長さ |
indexed | Boolean | ← | True = インデックス付き、False = インデックスなし |
unique | Boolean | ← | True = 重複不可、 False = 重複あり |
invisible | Boolean | ← | True = 非表示、 False = 表示 |
説明
GET FIELD PROPERTIESコマンドは、tableNumとfieldNumまたはfieldPtrで指定したフィールドの情報を返します。
以下のいずれかの引数を渡します。
- 引数tableNumとfieldNum、または
- fieldPtrにフィールドへのポインタ
コマンドの実行後、以下の情報が返されます。
- fieldTypeにはフィールドのタイプが返されます。以下のような定義済みの定数値(Field and Variable Types テーマ)が返されます。
| 定数 | 型 | 値 |
| ------------------ | ---- | -- |
| Is alpha field | 倍長整数 | 0 |
| Is BLOB | 倍長整数 | 30 |
| Is Boolean | 倍長整数 | 6 |
| Is date | 倍長整数 | 4 |
| Is float | 倍長整数 | 35 |
| Is integer | 倍長整数 | 8 |
| Is integer 64 bits | 倍長整数 | 25 |
| Is longint | 倍長整数 | 9 |
| Is object | 倍長整数 | 38 |
| Is picture | 倍長整数 | 3 |
| Is real | 倍長整数 | 1 |
| Is subtable | 倍長整数 | 7 |
| Is text | 倍長整数 | 2 |
| Is time | 倍長整数 | 11 | - 引数fieldLenには、フィールドタイプが文字 (つまり、fieldType=Is Alpha Field) の場合、フィールドの長さが返されます。その他のフィールドタイプに対しては、fieldLenの値は意味を持ちません。
- 引数indexedには、フィールドにインデックスが設定されていない場合はFalseが、フィールドにインデックスが設定されている場合はTrueが返されます。indexedの値は、フィールドタイプが文字、整数、倍長整数、実数、日付、時間、ブールの場合にだけ意味を持ちます。
- 引数uniqueには、フィールドが重複不可に設定されているときはTrueが、そうでないときにはFalseが返されます。
- 引数invisibleには、フィールドが非表示に設定されているときにはTrueが、そうでないときにはFalseが返されます。非表示設定は4D標準の(ラベルやチャートなど)エディタで所定のフィールドを隠すために使うことができます。
例題 1
以下の例は、変数vType、vLength、vIndex、vUnique、vInvisibleにテーブル番号=1、フィールド番号=3のフィールドの属性を設定します。
GET FIELD PROPERTIES(1;3;vType;vLength;vIndex;vUnique;vInvisible)
例題 2
以下の例は、変数vType、vLength、vIndex、vUnique、vInvisibleに[Table3]Field2という名前のフィールドの属性を設定します。
GET FIELD PROPERTIES(->[Table3]Field2;vType;vLength;vIndex;vUnique;vInvisible)
参照
プロパティ
コマンド番号 | 258 |
スレッドセーフである | ✓ |