GET HIGHLIGHTED RECORDS
GET HIGHLIGHTED RECORDS ( {aTable ;} setName )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | ハイライトされたレコードを読みだすテーブル 省略した場合、カレントフォームのテーブル |
setName | Text | → | ハイライトしたレコードを格納するセット |
説明
GET HIGHLIGHTED RECORDS コマンドは、aTable中で (例: リストフォームでユーザにより選択されて) ハイライトされたレコードをsetNameで指定したセットに格納します。aTableを省略すると、カレントフォームまたはサブフォームのテーブルが使用されます。
デザインモードまたはDISPLAY SELECTION / MODIFY SELECTIONコマンドを実行している時、このコマンドは4Dが自動で管理するUserSetを使用した呼び出しと置き換えることができます。しかしこのコマンドではハイライトさせたテーブルを選択することができるので、GET HIGHLIGHTED RECORDSを使用すればサブフォームのハイライトされたレコードを管理することも可能です。この場合、異なるテーブルのサブフォームのセレクションを扱うこともできます。UserSetに関する詳細はの節を参照してください。
GET HIGHLIGHTED RECORDSコマンドはフォーム以外のコンテキストでも呼び出せますが、その場合は空のセットが返されます。
setNameで指定するセットは、ローカル/クライアント、プロセス、またはインタープロセスのいずれでも構いません。
Note: 組み込んだサブフォームのプロパティで選択モードに複数を指定しない場合、GET HIGHLIGHTED RECORDSは空のセットを返します。この場合、選択されたレコードの行を知るにはSelected record numberコマンドを使用します。
例題
次のメソッドは、テーブル ([CDs]) のレコードを表示するサブフォームにおいて、選択されているレコードの数を示します:
GET HIGHLIGHTED RECORDS([CDs];"$highlight")
ALERT(String(Records in set("$highlight"))+" selected records.")
CLEAR SET("$highlight")
システム変数およびセット
コマンドが正しき実行されるとシステム変数OKに1が、そうでなければ0が設定されます。
参照
プロパティ
コマンド番号 | 902 |
スレッドセーフである | ✗ |
システム変数を更新する | OK |