GET PASTEBOARD DATA TYPE
GET PASTEBOARD DATA TYPE ( 4Dsignatures ; nativeTypes {; formatNames} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
4Dsignatures | Text array | ← | データタイプの4D シグネチャ |
nativeTypes | Text array | ← | ネイティブデータタイプ |
formatNames | Text array | ← | フォーマット名 (Windowsのみ), Mac OSでは空の文字列 |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
GET PASTEBOARD DATA TYPE コマンドは、ペーストボードに含まれるデータタイプリストを取得するために使用します。このコマンドは一般的にドラッグ&ドロップのコンテキストで、ドロップ先オブジェクトのOn Drop または On Drag Over フォームイベント内で使用されます。特に、ペーストボードに特定のデータタイプが存在するかどうかをチェックするために使用します。
このコマンドは2つまたは3つの配列に、複数の異なるフォーマットのデータタイプを返します:
- 4Dsignatures 配列には内部的な4D シグネチャ (例えば“com.4d.private.picture.gif”) を使用して表現されたデータタイプが返されます。4Dが認識できないデータタイプの場合、空の文字列 ("") が配列に返されます。
- nativeTypes 配列にはネイティブタイプを使用して表現されたデータタイプが返されます。ネイティブタイプのフォーマットはMac OSとWindowsで異なります:
- Mac OSでは、ネイティブタイプはUTI (Uniform Type Identifier) として表現されます。
- Windowsでは、ネイティブタイプはフォーマット名に割り当てられた番号として表現されます。nativeTypes 配列にはこの番号が文字列 (“3”, “12”, 等) として格納されます。もし明確なラベルが必要な場合は、オプションのformatNames 配列を使用することをお勧めします。この配列にはWindowsにおけるネイティタイプのフォーマット名が格納されます。
nativeTypes 配列では、4Dが参照できないタイプを含む、ペーストボード中のすべてのデータタイプ を知ることができます。
- Windowsでは、formatNames 配列を渡して、ペーストボード中のデータタイプ名を取得することができます。この配列に返される値は、例えばフォーマット選択ポップアップメニューを作成するために使用できます。Mac OSでは、formatNames 配列に空の文字列が返されます。
サポートされるデータタイプに関する詳細はの節を参照してください。
参照
ペーストボードの管理