GET QUERY DESTINATION
GET QUERY DESTINATION ( destinationType ; destinationObject ; destinationPtr )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
destinationType | Integer | ← | 0 = カレントセレクション、1 = セット、2 = 命名セレクション、3 = 変数 |
destinationObject | Text | ← | セット名、命名セレクション名、または空の文字列 |
destinationPtr | Pointer | ← | destinationType=3のとき、ローカル変数へのポインター |
説明
GET QUERY DESTINATIONコマンドは実行中のプロセスのクエリ結果の格納先を返します。デフォルトでクエリの結果はカレントセレクションとして反映されます。しかしこの動作はSET QUERY DESTINATIONコマンドを使用して変更できます。
destinationType 引数にはクエリの格納先を示す値が、そして destinationObject 引数には格納先の名前が返されます (指定されている場合)。destinationType に返される値はQueriesテーマの定数と比較できます:
定数 | 型 | 値 |
---|---|---|
Into current selection | 倍長整数 | 0 |
Into named selection | 倍長整数 | 2 |
Into set | 倍長整数 | 1 |
Into variable | 倍長整数 | 3 |
destinationObject 引数に返される値は destinationType により異なります:
destinationType 引数 | destinationObject 引数 |
---|---|
0 (カレントセレクション) | destinationObject は空の文字列 |
1 (セット) | destinationObject にはセット名が返される |
2 (命名セレクション) | destinationObject には命名セレクション名が返される |
3 (変数) | destinationObject は空の文字列 (destinationPtr 引数を使用します) |
クエリの格納先がローカル変数の場合 (destinationType = 3)、コマンドはこの変数へのポインターを destinationPtr 引数に返します。
例題
一時的にクエリの格納先を変更し、後で元に戻す:
GET QUERY DESTINATION($vType;$vName;$ptr)
// 現在の設定値を取得
SET QUERY DESTINATION(Into set;"$temp")
// 一時的に格納先を変更
QUERY(...) // 検索実行
SET QUERY DESTINATION($vType;$vName;$ptr)
// 元の設定に戻す
参照
プロパティ
コマンド番号 | 1155 |
スレッドセーフである | ✓ |