IMPORT STRUCTURE
IMPORT STRUCTURE ( xmlStructure )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
xmlStructure | Text | → | 4D データベースストラクチャーのXML定義ファイル |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
IMPORT STRUCTURE コマンドは、カレントデータベース内に、 xmlStructure に渡した4D XMLストラクチャー定義を読み込みます。
xmlStructure 引数にはXMLフォーマットでの有効な4Dストラクチャー定義を渡す必要があります。以下の機能うちのどれか一つを使用して、有効なストラクチャー定義を得ることができます:
- 新しい EXPORT STRUCTURE コマンドを実行します。
- 4D デザインモードのインターフェースでのメニューから、書き出し -> ストラクチャー定義をXMLファイルに書き出し... を選択します(ストラクチャー定義の書き出しと読み込みを参照して下さい)
- 4D アプリケーションの"DTD"フォルダ内のPublic文書型宣言に基づいてカスタムのXMLファイルを作成、または編集します。
イ ンポートされたストラクチャー定義はカレントのストラクチャーに追加され、既存のテーブル(存在する場合)と一緒に標準の4D ストラクチャーエディター内に表示されます。読み込んだテーブルがもともとあったテーブルと同じ名前のとき、エラーが生成され、読み込みオペレーションは キャンセルされます。
ストラクチャーは空のデータベースにも読み込むことができ、その結果新しいデータベースを作成することになります。
ストラクチャーが読み込みのみモード、もしくはコンパイル済みの場合はエラーが生成されます。
また、ストラクチャーは4D リモートアプリケーションから呼び出すことはできません。
配布に関する注意
このコマンドはデータベースストラクチャーを変更するため、読み出し専用のパッケージアプリ(Program Files フォルダ内にまたは.4dz ファイル内にインストールされている.4dc ファイル)のコンテキストにおいては使用することができません。
例題
保存されたストラクチャー定義を、カレントデータベースに読み込む場合を考えます:
$struc:=Document to text("c:\\4DStructures\\Employee.xml")
IMPORT STRUCTURE($struc)