JSON PARSE ARRAY
JSON PARSE ARRAY ( jsonString ; array )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
jsonString | Text | → | 解析したいJSON文字列 |
array | Array | ← | JSON文字列を解析した結果を含む配列 |
説明
JSON PARSE ARRAYコマンドは、JSONフォーマットの文字列の中身を解析し、取り出したデータを array 引数の配列の中へと入れます。このコマンドはJSONデータをデシリアライズします。 JSON Stringify arrayコマンドと逆の挙動をします。
jsonString 引数には、解析したいJSONフォーマットの文字列を渡します。この文字列は正しいフォーマットで書かれてる必要があり、そうでない場合にはエラーが生成されます。
array 引数には、解析結果を受け取る、希望する型の配列を渡します。
注: 4D v16 R4以降、JSON PARSE ARRAY は一般的にコレクションを返すJSON Parse コマンドへの呼び出しで置き換えることができます。コレクションはJSON配列に基づいており、異なる型のデータを保存することができるため、配列より柔軟性に優れています。
例題
この例では、テーブル内のレコードのフィールドからのデータが取り出され、オブジェクト配列に保存されます。
var $ref : Object
ARRAY OBJECT($sel;0)
ARRAY OBJECT($sel2;0)
var v_String : Text
OB SET($ref;"name";->[Company]Company Name)
OB SET($ref;"city";->[Company]City)
While(Not(End selection([Company])))
$ref_company:=OB Copy($ref;True)
APPEND TO ARRAY($sel;$ref_company)
// $sel{1}={"name":"4D SAS","city":"Clichy"}
// $sel{2}={"name":"MyComp","city":"Lyon"}
// ...
NEXT RECORD([Company])
End while
v_String:=JSON Stringify array($sel)
// v_String= [{"name":"4D SAS","city":"Clichy"},{"name":"MyComp","city":"Lyon"}...]
JSON PARSE ARRAY(v_String;$sel2)
// $sel2{1}={"name":"4D SAS","city":"Clichy"}
// $sel2{2}={"name":"MyComp","city":"Lyon"}
//...
参照
JSON Parse
JSON Stringify array
プロパティ
コマンド番号 | 1219 |
スレッドセーフである | ✓ |