Level
Level -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
戻り値 | Integer | ← | カレントのブレークまはたヘッダのレベル |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
Levelは、現在のブレークまたはヘッダのレベルを調べるために使用します。このコマンドは、On HeaderおよびOn Printing Breakイベント中でレベル数を返します。
レベル0は、印刷される最後のレベルで、総合計を印刷するのに適しています。Levelは、最初のソートフィールドのブレークを印刷するときに1を返し、2番目ソートフィールドでブレークを印刷するときに2を返します。
例題
以下の例はフォームメソッドのテンプレートです。集計レポートでフォームが出力フォームとして使用される際に、発生する可能性のあるイベントをすべて示しています。ヘッダやブレークがプリントされるときにLevelが呼び出されます:
// 集計レポートの出力フォームメソッド
$vpFormTable:=Current form table
Case of
// ...
:(FORM Event=On Header)
// ヘッダエリアが印刷されようとしている
Case of
:(Before selection($vpFormTable->))
// 最初のヘッダブレークのコード
:(Level=1)
// Level 1のヘッダブレークコード
:(Level=2)
// Level 2のヘッダブレークコード
// ...
End case
:(FORM Event=On Printing Details)
// レコードが印刷されようとしている
// 各レコード毎のコード
:(FORM Event=On Printing Break)
// ブレークエリアが印刷されようとしている
Case of
:(Level=0)
// ブレークLevel 0のコード
:(Level=1)
// ブレークLevel 1のコード
// ...
End case
:(FORM Event=On Printing Footer)
If(End selection($vpFormTable->))
// 最後のフッタのコード
Else
// フッタのコード
End if
End case