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バージョン: 開発中

LISTBOX COLLAPSE

LISTBOX COLLAPSE ( {* ;} object {; recursive {; selector {; line {; column}}}} )

引数説明
*演算子指定時、objectはオブジェクト名 (文字列)
省略時、objectは変数
objectanyオブジェクト名 (* 指定時) または
変数 (* 省略時)
recursiveBooleanTrue = サブレベルを折りたたむ
False = サブレベルを折りたたまない
selectorInteger折りたたむリストボックスのパーツ
lineInteger折り畳むブレーク行の番号、または折り畳むリストボックスレベルの番号
columnInteger折り畳むブレーク列の番号

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

LISTBOX COLLAPSE コマンドを使用して objectと*** で指定したリストボックスのブレーク行を折りたたみます。

オプションの*** 引数を渡した場合、object引数はオブジェクト名 (文字列) です。この引数を渡さない場合objectは変数です。この場合、文字列ではなく変数参照を渡します。

リストボックスが階層モードとして設定されていない場合、コマンドはなにも行いません。階層リストボックスに関する詳細は階層リストボックスを参照してください。

オプションのrecursive引数を使用してリストボックスの階層サブレベルの折りたたみを指定できます。Trueを渡すか省略すると、すべてのレベルおよびすべてのサブレベルが折りたたまれます。Falseを渡すと一番目のレベルのみが折りたたまれます。

オプションのselector引数を使用して、コマンドのスコープを指定できます。この引数にはテーマの以下の定数のいずれかを渡すことができます:

定数コメント
lk all倍長整数0コマンドはすべてのサブレベルに作用します (引数省略時のデフォルト値)。
lk selection倍長整数1コマンドは選択されたサブレベルに作用します。
lk break row倍長整数2コマンドはrowcolumn引数で指定された"セル"に属するサブレベルに作用します。これらの引数は標準モードのリストボックスの行および列番号を表すことに留意してください。階層表現ではありません。rowcolumn 引数が省略されると、コマンドは何も行いません。
lk level倍長整数3コマンドはlevel列に対応するすべてのブレーク行に作用します。この引数は標準モードのリストボックスの列番号を指定し、階層表現を考慮しません。level引数が省略されると、コマンドはなにも行いません。

選択あるいはリストボックスがブレーク行を含んでいないか、すべてのブレーク行がすでに折りたたまれている場合、コマンドはなにも行いません。

例題

この例はリストボックス中、選択されたブレーク行の第一レベルを折りたたみます:

 LISTBOX COLLAPSE(*;"MyListbox";False;lk selection)

参照

LISTBOX EXPAND