LISTBOX Get row height
LISTBOX Get row height ( {* ;} object ; row ) : Integer
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
* | 演算子 | → | 指定時, objectはオブジェクト名 (文字列) 省略時, objectは変数 |
object | any | → | オブジェクト名 (* 指定時) または 変数 (* 省略時) |
row | Integer | → | 高さの値を取得するリストボックスの行 |
戻り値 | Integer | ← | 行の高さ |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
LISTBOX Get row height コマンドは、object および * パラメーターで指定されたリストボックスの、row で指定された行の高さを返します。行の高さは、LISTBOX SET ROWS HEIGHTコマンド、あるいはプロパティリストを使うなどしてグローバルに指定するほかに、LISTBOX SET ROW HEIGHT コマンドを使って個別に指定することもできます。
任意の * 引数を指定することにより、object パラメーターがオブジェクト名 (文字列) であることを示します。この引数を渡さない場合、object が変数であることを示します。この場合、文字列ではなく変数参照を受け渡します。オブジェクト名についての詳細は オブジェクトプロパティ を参照してください。
row に指定した行がリストボックスに存在しなかった場合、このコマンドは 0 を返します。
返される高さの値の単位は、以下のようになります:
- 行の高さが固定の場合には、プロパティリストまたは事前に呼び出されたLISTBOX SET ROWS HEIGHT コマンドによってリストボックス行に対してグローバルに定義されたカレントの単位が使われます。
- 行の高さが可変の場合、つまり自動に設定されていた場合(自動行高 参照)、または配列によって管理されていた場合には、ピクセル単位の値が返されます。
参照
LISTBOX Get auto row height
LISTBOX Get rows height
LISTBOX SET ROW HEIGHT