LOAD SET
LOAD SET ( {aTable ;} set ; document )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | セットの属しているテーブル、または 省略時、デフォルトテーブル |
set | Text | → | 作成するセットの名前 |
document | Text | → | セットを保存したドキュメントの名前 |
説明
LOAD SETコマンドは、SAVE SETコマンドでディスクに保存したdocumentからセットをメモリに復元します。
documentに格納されたセットは、aTableから作成されてなければいけません。メモリ内に作成されたセットは既に同じセットが存在すると上書きされます。
引数 documentは、セットを保存したドキュメントファイルの名前です。ドキュメントはセットと同じ名前である必要はありません。documentに対して空の文字列を指定すると、 "ファイルを開く" ダイアログボックスが表示されます。ユーザはここで復元するセットのファイルを選択できます。
セットは、そのセットが作成された時点のセレクションを表現しているという点に注意して下さい。セットに対応するレコードが更新されると、セットは正確なものでなくなります。したがって、ディスクに保存するセットは、頻繁に更新されることのないレコードで構成するべきです。セットを無効にする操作としては、セットのレコードの修正、セットのレコードの削除、セットを決定した条件の変更等があります。
例題
以下の例は、LOAD SETコマンドを使用して“NY Acme”のセットを復元します。
LOAD SET([Companies];"NY Acme";"NYAcmeSt") //セットもメモリにロードします
USE SET("NY Acme") //セレクションをNY Acmeのセットに入れ替えます
CLEAR SET("NY Acme") //セットをメモリから消去します
システム変数およびセット
"ファイルを開く" ダイアログボックスで "キャンセル" ボタンをクリックした場合やロード中にエラーが発生した場合はシステム変数OKに0が代入されます。それ以外の場合には1が代入されます。
参照
プロパティ
コマンド番号 | 185 |
スレッドセーフである | ✓ |
システム変数を更新する | OK |