MODIFY RECORD
MODIFY RECORD ( {aTable}{;}{*} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | データ入力に使用するテーブル, または 省略した場合デフォルトテーブル |
* | Operator | → | スクロールバーを隠す |
説明
MODIFY RECORDコマンドは、aTableテーブルまたはaTable引数を省略した場合デフォルトテーブルのカレントレコードを修正するために使用します。MODIFY RECORDは、カレントプロセスにレコードがまだロードされていない場合にレコードをロードし、カレント入力フォームにレコードを表示します。カレントレコードがなければ、MODIFY RECORDは何も行いません。またMODIFY RECORDはカレントセレクションに影響を与えません。
フォームは現在のプロセスの最前面ウインドウに表示されます。ウインドウにはスクロールバーとサイズボックスがあります。オプションの * 引数を指定すると、スクロールバーやサイズボックスのないウインドウを表示します。
MODIFY RECORDを使用するには、必ずカレントレコ-ドは読み込み/書き込み可能であり、ロックされていてはいけません。フォームにカレントセレクションのレコード内を移動するためのボタンがある場合、ユーザはこれらのボタンをクリックして、レコードを修正した後、他のレコードへ移動することができます。
ユーザが保存ボタンをクリック、またはenterキーを押す、またはACCEPTコマンドが実行されると、レコードが保存されます。
ユーザがキャンセルボタンをクリック、またはキャンセルキーコンビネーション (WindowsではCtrl-ピリオド、Mac OSではCommand-ピリオド) を押す、またはCANCELコマンドが実行されると、レコードは保存されません。キャンセルされた場合でもレコードはメモリ上に残されていて、カレントレコードポインタが変更される前にSAVE RECORDを実行すれば、レコードを保存できます。
MODIFY RECORDの呼び出し後、システム変数OKにはレコードが受け入れられると1が、キャンセルされると0が設定されます。
MODIFY RECORDを使用したが、ユーザがレコードのデータを変更しなかった場合、レコードは更新されたとは扱われず、レコードを受け入れても保存処理は行われません。変数の変更、チェックボックスのチェック、ラジオボタンの選択はレコードの更新とはみなされません。データ入力またはメソッドでフィールドデータの更新が行われた場合のみ、レコードの保存が実行されます。
例題
ADD RECORDコマンドの例題参照。
システム変数およびセット
レコードが受け入れらると、システム変数OKに1を代入します。キャンセルされた場合は、システム変数OKに0を代入します。OKシステム変数はレコードが受け入れられたかキャンセルされた後に設定されます。
参照
ADD RECORD
Locked
Modified record
READ WRITE
UNLOAD RECORD
プロパティ
コマンド番号 | 57 |
スレッドセーフである | ✗ |
システム変数を更新する | OK |
サーバー上での使用は不可 |