MODIFY SELECTION
MODIFY SELECTION ( {aTable}{; selectMode}{; enterList}{; *}{; *} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | 表示および更新を行うテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル |
selectMode | Integer | → | 選択モード |
enterList | Boolean | → | リスト入力を許可するオプション |
* | Operator | → | 1レコードセレクションの場合にも出力フォームを使用し、 入力フォームのスクロールバーを隠す |
* | Operator | → | 入力フォームでスクロールバーを表示する (最初の*の2番目のオプションを上書きする) |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
MODIFY SELECTIONは、DISPLAY SELECTIONとほぼ同じ機能を提供します。詳細についてはDISPLAY SELECTIONの説明を参照してください。2つのコマンドの違いを以下にあげます:
- DISPLAY SELECTIONとMODIFY SELECTIONはカレントレコードセレクションをリストモードで表示し、ユーザがレコードをダブルクリックすると、そのレコードは入力フォーム上に表示されます。MODIFY SELECTIONを使用した場合は、別のプロセスやユーザ、またはリスト更新可モード (許可されている場合) でレコードが既に使用されていなければ、ダブルクリックしてそのレコードを修正することができます。
- DISPLAY SELECTIONはカレントプロセスでレコードを読み込み専用でロードします。つまり、レコードは他のプロセスに対しロックされません。MODIFY SELECTIONはカレントプロセスでテーブルが読み書きに設定されているばあい、レコードを読み書き状態でロードします。つまり他のプロセスがレコードをロックしていなければ、そのレコードはこのプロセス用に他のプロセスに対しロックされます。MODIFY SELECTION実行が終了後、レコードは解放されます。